229 / 405
※行き場のない嫉妬心→sideY
アクメに陥ったのか東流の表情はすっかり蕩けきっており、指を引き抜くとはくはくとアナルはもの欲しそうに入口を動かしている。
「ねえ、指で満足できるの?」
囁くと首を横に振って、熱っぽい濡れた目で見上げてくる。
「や、だ……おねがい…………ッ、やすの……おちんぽ……ッれて」
必死にねだるみだらな言葉に、欲望がメーターを振り切ってはちきれそうになってしまう。
やらしくて……可愛い。
「じゃあ、トール脚を腕でもって、よくばりなメスまんこに入りやすいように俺に差し出して……」
耳元で唆すと、東流は淫らな娼婦のように自分の腕で脚を抱えて腰をあげてひくつくアナルを俺の太股に押し付けて、眉を寄せてせがむ。
「じゃあ、まずこれいれよっか?」
そんな簡単には満足させないよ。
俺のより太くてグロテスクないぼいぼのついた玩具を見せつけながら、ぐぐっと中に押し込む。
「―ーッアア、やあ………ッう、ヤァアアア、、アアアア、、ンぐう…ううううう」
俺は服を脱ぐと馬乗りになって、叫ぶ東流の口に自分のペニスを押し込んで、玩具のスイッチをオンにする。
バイブを銜えたアナルは少しめくれあがって、腰がかくかくと揺れ始める。
東流は俺のをくわえながら、煽るように舌先をからめて撫でてくれているのか、脳みそふっとびそうなくらい気持ちがいい。
もういっぽんくらい、入るかな。
残酷な気持ちが芽生えて、東流のアナルの隙間に指を挿し込み様子をみながら、ゆっくりともう一本のバイブを挿し込みMAXに動きをあげる。
びしゃびしゃっと腹の上で東流は射精をはじめ、全身が痙攣しはじめる。
ぐっと腰を入れて俺も東流の咥内で精液を放って、ずるっと引き抜く。
「…ッ……っひ、はひ…………、、はひ、ああ……ッひ、あ、へ……ッ……ああああ…………ッあああ、、ひううう……っうううう」
唇から精液の泡を零しながら、東流はじょろじょろとお漏らしをしてしまっているようだ。
やりすぎちゃったかな。
「いいこ、だね。欲しいの、あげるね?」
頭を優しく撫でて体勢を変えて、東流のアナルから玩具をずるずると引き出すと、かっぽり開いた穴へゆっくりと俺の欲を押し込んだ。
「う、ひん…ひはぁ……ッあ、やす、あああ……ッあひああああう、ひうああ、イ、ッく…あああひ……ッ」
入れただけでびしゃっと精液を飛ばして、腰を押し付けるしぐさが淫らでたまらない。
流石に弛緩しているのか強く締め付けられる感覚はなかったが、しゃくりあげるような東流の嗚咽の度に柔らかく中で包み込まれる感覚に腰を揺さぶる。
すっかり脳まで蕩けた様子で目を見開いて、強すぎる快感に壊れてしまっている様子をみるのは、たまらない。
ぐぷぐぷっと音をたてながら中を蹂躙して前立腺を擦るように突き上げ続けると、空イキしているのか白目をむいて、きゅうきゅうとアナルで雄を締め付け続ける。
やらしくて、すげえかわいい……。
だけど………っ。
東流をこんな風にしたのが自分だとわかっていても、妬けてしまう。
自分なのに、知らない過去の自分に嫉妬するなんて。
…………ばかみてえだ。
ともだちにシェアしよう!