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※すべてをさらけ出す→sideT
康史は俺に目の前にある診察台に乗れと視線で示唆して、俺は全裸のまま素直に診察台に腰を降ろす。
康史は俺をじっと眺め、多分不安な気持ちを悟られたのか、
「大丈夫、俺が色々思い出しても、トールを離すなんてことは無いから」
少しだけ震えている俺の指先に気がついたのか、康史は手にとって唇をくっつけてから、両足を開脚台へと固定する。
俺が恐れていることを康史は記憶もないのに察知したようだ。
何より恐れているのは、色々思い出した康史にどう思われるかだ。
それだけだが、それがすべてだ?
ゆっくりぐるりと部屋をみ回すと前に来た部屋より、色んな設備があるようだ。
あの時は天井から吊られただけだったかなんか他にされたのか、記憶が曖昧になっているから、俺も康史と変わらない。
「前は、これ使った?」
問いかけに、俺は診察台を叩いて首を横に振った。
「トールがさ、まだしたことないことしたいんだけどな。今まで何したかわかんないからさ」
目を細めながら、思いつきねように、俺の下腹部に指をゆっくり這わせて陰毛をフサフサといじる。
もう期待で擡げているちんこに刺したピアスを撫でて、俺の顔をじっと見つめる。
「やったことないこと、って言われても、ヤスが何したいのかわかんねぇし」
「ココは剃ったことある?」
下の毛を指で絡めて、綺麗な顔を緩めると首を傾げて俺を見上げる。
「ねーよ」
「ガキみたいにツルツルにしてもイイか?」
有無を言わせない口調で、もうヤル気満々で既にローションを俺の股間に塗りたくり始める。
「変態くせェな」
「そだね。剃った毛を袋に入れて財布にいれようかな。ご利益ありそう」
ふっと笑いながら、アメニティからカミソリを取り出して、わざとらしくちんこの根元に刃先を当てる。
「ご利益、とか、ねーわ」
冷たさと、ゴクリと喉を鳴らすヤスの表情に背筋がぞくぞくとして、くぷっと先っぽから粘液が溢れる。
「大丈夫、ちんこ切らないから。切られそうで興奮したの?」
ジョリジョリと音をたてて、カミソリが陰毛を削いでいき、最終的にペニスが根元まで顕に露出する姿に俺は身震いをした。
「生えたらチクチクしちゃうかな」
尻の隙間にも刃を這わせ、俺は身体を強ばらせる。
綺麗に剃り終わると、康史は俺の頭を撫でる。
「トール、興奮してるね。顔が真っ赤。……珍しいね」
「そりゃ、つるつるにされたら、カッコつかねーし、恥ずかしいだろ」
両足は開脚してるし、俺を隠しているところはもう何一つない。
「そうだね。俺もトールにすごく、恥ずかしいこと沢山してあげたいな」
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