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※溢れてしまいそうな→sideY
白目を剥きながら、ひいひい呼吸を詰まらせてボールをいきんで吐き出した東流は、半ば意識が飛んでいるようで、開いたままのアナルからトロトロと濁ったローションがもれ出している。
唇からは半分舌をはみ出して、ヒクヒクと肌を震わせて放心しているのがなんとも艶めかしい。これが見たいがために、色々してしまう。あんまり無理はさせたらいけないとは思いはするが、止められない。
俺は東流の濡れた唇を舐めながら、精液に濡れたペニスを手にとり刺激を与え続ける。
溢れてしまいそうな気持ちが、少しでも伝わればいいのに。
「トール、トール、だいすきだよ。すごく、すき」
唇を貪り、何度となく囁きかけると東流の焦点がゆっくりと戻ってきて、熱い息を吐き出し眉を下に下げて唇を力なく吸い返しながらぼんやりと俺を見返す。
「う……ッうっん、く、うう」
表情が戻り目からだらだらと涙を流すのは、快感からのではない本心の涙。
本気で泣いてる?!!
俺は驚き慌てて、東流の唇から唇を離して脚の固定を外して診察台からそっと抱き起こす。
「う、うう、う、う」
珍しく声をあげて泣く姿に、目を見開き驚いて背中を撫でる。
「辛かったのか?ゴメン」
ちゃんとイけたのだから、辛いだけではなかったと思うのに、東流のいつにない表情に焦りが募る。
「う、う、すまん、おれ、こども、うめねーから」
どうやら、こんなプレイをしたから俺が子供が欲しいと考えていると東流は勘違いしてるようだ。
それでも身体は欲しているのか腹部は精液で濡れて、ちんこは再び勃ちあがっている。
「わかってるって。子供ほしいから産卵プレイしたわけじゃねーよ」
「ヤスのこなら、びじんまちがいねーのに」
ん?なんだか、多分よくわからない方向に悲嘆しているようだ。
よく東流はわけがわからない方向に考える傾向がある。
「うめねーとおもったらかなしくなった」
しゃくりあげながらも、開ききったアナルが切なそうにひくひくして、俺の腰に無意識に押し付けられる。
淫らに身体は求めているのに、東流自身はそれよりも子供を産みたいという気持ちに向かっているようだ。
「まだ、わかんねぇよ?少子化だし未来とかには産めるようになるかもしんねーし。だから、沢山子供産む練習しようぜ」
幼子を説得するように告げて、俺は東流の脚を自分の肩に載せる。
東流は迷うように目を左右に揺るがせ、
「ばか、いくら、おれでも、そんなの、だまされねーよ」
「だってこんなに柔らかくなってんだし、いつか、ほんとに孕んじまうかもな」
ローションでベチョベチョになったアナルに指を挿しこみ、にゅるにゅると中を擦る。
「あ、ッあ、ッハァ、ゆびじゃ、たんね、よぉ」
気がまぎれたのか、納得したのか首を左右に揺すって、脚を開いて熱っぽい目を向けてくる。
「えっろい顔。欲張りなトールにすごいのあげるね。指抜くからこっちに歩いてきて」
流石にこのガタイを運べないので、東流の腕を引いて立ち上がらすと、部屋の隅にある厩まで歩かせる。
「ここの名所みたいなもんなんだけどね、馬がいるんだ」
厩の中には、脚立ちになった人形の馬が子供の腕くらいのペニスを中心に抱えて立っていた。
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