318 / 405

※理科実験室→sideY

制服を脱がせようとしてた俺に、焦れた様子で身体を反転させてシャツを脱ぎ捨てながらキスを仕掛けてくる東流に、胸のドキドキが止まらない。 こーいう真似を平気でするから、本当にどうしようもなく煽られる。 啄むような舌先で舐めとるようなくちづけから、しゃぶるように貪り始める。 引き締まった身体の筋肉のラインを指でたどり、バックルを外してベルトを引き抜いてズボンと下着を下ろす。 舌をさしこんで咥内を舐めあげると、ガクガクと身体を震わす東流の重みに耐えつつ身体を支えるように抱きしめる。 腰に押し付けられる、股間の逸物はピンと反り返って先につけたピアスを伝い我慢汁が零れ始めている。 東流は、かなりキスに弱い。 クチュクチュと歯列の裏をなぞると、口惜しいのか反撃とばかりに俺の舌先を吸い上げて、裏に舌を這わせてくる。 ………こーいう時も、ホント負けず嫌いなんだから………らしいけどな。 俺は唇を吸い返して意趣返しとばかりに、腰についたペニスを握り先端だけを親指で擦る。 たまらず唇を離した東流は悔しそうに唇を尖らせる。 「ず、ッ……りい、ぞ……ッ、ちょ……ッ…………」 身体をふらつかせる東流の腰をを支えて、腕を引いて実験用のテーブルに座らせる。 ああ、ヤバイ。まるで人体実験とかしてる気分だ。 「トール、脚開いて」 薄暗い部屋の中で、声をひそめぬるけど響いて聞こえる。 暗いこともあって、東流はすぐに脚を開くが少し視線を俺から逸らす。 開かれた隙間から見えるアナルはヒクヒクと期待しているように入り口を動かしている。 「もう、身体は随分期待してるんだね、トール」 虐めたくなってしまい、耳に唇をあててくちゃりと耳ごと唇の中に収めて舌先でくちゃくちゃ音をたてながら舐める。 俺はまだ制服すら脱いでいないのに、東流はテーブルの上で全裸のまま、ペニスからはダラダラとだらしなく汁を漏らして誘うように腰を揺らし始める。 「……オマエが、さそう、から……ッ……よ、よこう……から、……期待して、た……」 素直にずっと俺を欲しがってたと、白状するトールは本当に可愛い。 俺は両脚を更に開かせて、垂れた体液を指に絡めてアナルの周りを指で辿る。 「ねえ、予行の間に、どんな想像してたのか、俺に教えてよ?」

ともだちにシェアしよう!