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縄をかける。→sideY
多少緩めに全身を緊縛しただけで、東流はモジモジと体を揺らし始めて、縄酔いしているような陶酔状態に陥っている。
本来、感受性の強いひとが縄酔いするというから、東流みたいな鈍感は堕ちることは無いだろうと思っていたから、日頃の営みの成果かもしれない。
「ッ…………あふ……っ、おど……ひえ……う、く、ああ、やひゅ……どひへッ………………った……ろう」
クリップで止めた舌が使えないので、呂律が回らない言葉を発する東流が可愛い。
解いてくれと哀願しているのだろう。
ズボンは濃く染みの痕が残り、シャツが汗で濡れている。
「もっと漏らしても大丈夫だよ。気持ち良くなってていいからね」
安心させるように囁くと、ヒクヒクと頬をひきつらせて辛そうに首を横に振る。
縄が水分を吸って少し重くなって、身体を締め付けているのか、少し垣間見える肌が紅潮してエロティックにうつる。
ネクタイを外して、シャツのボタンをはだくと少しだけ肌を露出させる。
「く……う、……ふ……っんんん…………」
とろんとした目で、空気に触れただけで声をあげる敏感さに、ゴクリと喉を鳴らす。
「ねえ、トール。おしりもちんこもいじらないのに、縛られただけで、こんなにグチャグチャにイッてるなんて、スゴイね。メチャクチャどマゾすぎだよ」
辱めるように、東流の濡れた股間を手のひらで包むようにして、グチョグチョと音をたてて揉み込む。
「ひ……あ、ああ、ひい……いん、ひもひ……ッひい……や、ひっひ、ゃう……ッ……っん!」
唾液が胸を伝い、ビシャビシャと更に衣服から体液が掌へと漏れはじめる。
腰が揺れて催促するように、俺の前に突き出される。
「やらしいね、トール。瘤が浅いとこ入って気持ちいいんでしょ」
浅ましく縄でよろこんでいる身体の貪婪さを指摘すると、肌がふるふると痙攣する。
すっかり縄の戒めに堕ちた表情で、すがるように俺を見上げる東流の身体を反転させる。
ズボンのベルトを抜いて、縄の隙間から尻だけださせるように、ズボンと下着を下げて縄を尻の間にくい込ませる。
「……ッひい、あふ……あ……っ……や、……いん、ひんほ……ひえへ……ひえへ……い……」
欲しがって腰を揺らすのを無視して、結んだ瘤をアナルに埋没させる。
「縄、気持ちいいだろ?」
問いかけながら、背中の縄を軽く引いたり緩めたりを繰り返す。
理性を失っている東流がこくこくと頷き、腰を揺らして我慢できないと俺を振り返り乞うように、濡れた唇を近づけた。
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