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※縄をかけられる。→sideT
緩く食いこむだけなのに、呼吸も荒くなってしまい身体が熱くて仕方なくなる。
「やっぱり、トールは素質あるよ。唇あいちゃって、涎垂らしてるの分かってる?」
両脚とも固定されると、康史は俺の顎を掴んで零していた涎を舌先でぺろぺろと舐めて、俺の頭をわしゃわしゃと撫でる。
縄をかけられたとこからじんじん熱くてぼーっとしてしまい、まぶたが重くて目を開いているのがやっとで仕方ない。
感じてる?とかそういうのとはまた違い、縄から侵食されていくような感覚。
怖いくらいに鼓動が収まらず、呼気が熱い。
芯から燃えちまうくらいだ。
すっかり脱力しちまって、鼻を鳴らして頭を康史の掌に押し付ける。
「ねえ、どんな気分?」
「あ、あつ、あつい……く、ッ………あつい……いきそ……な、ぬがして…」
瘤にした部分が服の上でも敏感なところを圧迫しているのか刺激され続けて、まるで全身を愛撫されているような錯覚に陥り、唇からたらたらと涎が零れてしまう。
「まだ、だめだよ。ワザワザ着て縛ったんだから」
汗が吹き出してシャツが重くなる。
脳みそもじんじんしていて、さっき刺激されて馬鹿になっているアナルがひくんひくんと疼き出す。
縛られただけなのに、縄は意思をもっているように、身じろぐ身体を追い詰めていく。
「縛られただけで、こんなに感じてるなんてやっぱり、トールはもう完全にマゾなんだね。俺がそうしちゃったのかもしれないけどね」
唾液まみれの唇に、康史は指を挿し込んで舌を摘んで引っ張ると、舌の先にシリコン製のクリップを挟む。
「あ、……ふ……く、ッ…………ンン」
追い詰められて、俺は服の中にビシャビシャと精液を放ち全身を震わせる。
康史は、股間から漏れ出す体液とズボンの染みを眺めて興奮したように余裕がない表情を浮かべた。
「着たままでイクの見てるの興奮するよ」
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