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※ 【番外編】おくりもの→sideT

圧倒的な快感を得られず、熱だけが体の奥で燻り続けている。 首輪をつけられ、舌先にクリップを挟まれて精液まじりの唾液が零れて胸元まで濡らしている。 時間を計って、時折康史は、カテーテルでの排尿をさせては、どこかに行ってしまう。 「ッう…………う、あう……っ、ああああ、ああ」 身をよじる度に、感じる場所をゆるく無機質な棒にこすられて、ただ中にほしくて仕方なくて、声をあげる。 あたまの、なかは、もう、それしかない。 だいて、くれるなら、なにされても、かまわねえ。 あつい、の、が、ほしい。 頭を優しく撫でられる。 あったけえけど、おれが、ほしいのはそんなんじゃない。 「ッ、あ、は、あああ……っう、あふ……うあ、くう……つ」 「そろそろ、限界かな?」 舌先のクリップが外されて、腰のベルトが外され身体をささえられながらディルドーが抜かれる。 「ァああ、ああ、や、あああっ……あ、く」 玉袋のベルトも外されて、ペニスからもベルトとプラグが抜かれると、全身が痙攣してどくどくと体液が溢れてとまらなくなる。 「ッひ、あ、ひあ、ああ、あ、あううう」 のうみそが、チカチカして、とてつもない快感が全身を襲って、真っ白になる。 「すっかり、いやらしい顔しちゃってるね、気持ちいいの?」 「い、い、……しびれ……って……ああっ、あ、なかに、ほしくて……っ、やす……っく」 「こんなにグズグズにイッてるのに、まだ、中にほしいの?淫乱」 責める口調でいいながらも嬉しそうな表情に安心する。 「あ、ああ、やすの……っあつい……ちんこ、いれて……おかして、おれを、おかしてっ」 しゃくりあげながらねだり、腰をあげると胸元に腕をまわされて、少しもちあげられる。 「犯してやるよ。トール、もっとメチャクチャに悶えさせてやる」 囁く声は内容にそぐわないほど、甘くて柔らかく、そして色っぽく響いた。

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