389 / 405

※【番外編】新生活祝い →sideY

信じられないように目を見開き、涙を零しながらじょろじょろと失禁する東流の様子に、俺は激しく興奮していて血流がバクバク音をたてている。 やだやだと頑是無く首を振って、しゃくりあげる東流の身体を撫でながら、バイブの振動を緩めて頭を撫でる。 「トール、おもらししちゃうくらい、気持ちいいの?」 羞恥を煽るようにして囁きながら、頷く東流の頬をそっと撫でて東山の方に軽く視線をやる。 東山は、ふっと口元だけで軽く笑い俺を仕方ないなとでもいうような視線で見返すと、カミソリをテーブルの上に置いて、 「……相変わらずだね。さて、俺の出る幕はここまでにしておくよ。折角だし、そこで座って抜くわ」 東山はほどほどにしろよと、俺に囁くとソファーへと腰を下ろして、興奮はしているのかベルトを外してマスターベーションを始める。 確かに誰にも貸す気はないけど。 俺は失禁して、放心状態の東流からゆっくりとバイブを引き抜いていく。 「……ッ……くッ……ッ……や、……ッう……ッう……ぬ、けちゃ……ッ」 嫌がるように首を振る東流に、先っぽだけ入れた状態で淵だけを刺激するように、くるくるとバイブを回すように動かして焦らす。 「……ッん……や、あ、ッおく……おく……ッ……ついて……おく……ッ」 完全に理性がないのか、縋るように腰をあげて俺の首に腕を回してねだる。 「……トール、奥だけじゃわからないよ……?どこにどうしてほしいの、ちゃんとわかるように言って」 真っ赤に腫れたアナルがめくれるように、先っぽだけくいくいと動かして煽る。 「……ッ……ッんあ、ああ……ッく……ッ……ぜん、りつせん……ッ……じくじくするとこ……おもちゃ、ごりごりして……ッほしい……ッく……」 「なんで?」 「……ッ……ッあ、う……ッごりごりして……きもひく……っなりた……ッい」 しゃくりあげながら欲望を口にして、腰を揺らして求めるのが可愛くて仕方がない。 「トールは前立腺をおもちゃで虐められて、おしりで気持ちよくなりたいんだ。いやらしいね」 更に羞恥を煽ると、表情が蕩けて全身から汗が溢れてアナルの淵が弛緩する。 「……ッあ、あ、……ッほしい……ッ……やす……ッ……、おしり…………いじめて…………きもち、くして……」 「だめだよ」 拒絶すると表情が絶望に歪み、哀願するように俺を見上げる。 手足が突っ張り、ビクンビクンとペニスからは精液が勢いなく溢れ出す。 「…………あ、あ、あ……ぁ、おねが……っ、ね……っ……やす……ッ……おく……、ほひい……ッ……」 欲しいものをあたえられずに、いじめられて、感じてる? ほんと可愛いな。 「おもちゃでいいの?…………ちゃんと、ホントにほしいものを、えっちな言葉で誘いながら言ってよ、トール」

ともだちにシェアしよう!