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※甘い刑罰→sideT

奥深くまで食い込んだバイブは、中を揺らしながら絶妙な角度で攪拌する。 唇へと押しこまれた康史の肉塊は、舌でざらざと撫で回すとぴくぴくと反応して、頭の裏をぐっと押さえ込まれ喉の奥まで貫くように犯される。 上から下から侵される感覚は、輪姦された時を呼び起こされるが、俺を抱くこの腕は康史のものだと思うと安心できた。 ずんっと奥を突く動きは、脳みそを痺れさせて思考が追いつかないくらいに高められていく。 「いやっらしい顔してる、つっこまれて堪んないって、もっと犯してほしいって顔に見えるよ」 そうだ、もっと犯して欲しい。 ああ、そうだ。 ぐちゃぐちゃに康史に犯されたい。中途半端なのじゃたりねえ。 不完全燃焼ばかりさせられて体中がくすぶってたまんねえ。 「…………く、そ、やばいな、バイブにすら嫉妬するようになっちゃったら、もうたまんないよね」 いきなりずるっとバイブを引き抜かれて、ドロッと喉の奥に濃い粘液が放たれる。 康史だって、ずっとしてないんだ。 俺が戻ってきたあとは、自慰すらしてなかったはず。 銜えてたペニスがするっと唇から引っこ抜かれて、上下がぽっかり空いた虚無感に、俺は腰をあげてねだる。 「ほしいの?トール」 優しく響く声で康史ら囁きながら、俺の開いたアナルに指を入れてくぷくぷっと出し入れする。 「……ほし…い…っ」 「おもちゃでもいいの?」 意地悪な言葉に、俺はごくっと息を飲む。 「……オマエのが…………イイ」 「だったら我慢しないとな、でも、オモチャだったら……ちゃんとおねだりできたらあげるよ」 指先で穴を広げてバイブの先端だけを差し込まれ、くちゅくちゅと捏ね回される。 「……ああ…ッく…ッふ…も、と…おくに…ほしい」 内股を撫でながら、俺の我慢を壊すように途中まで入れては引き抜き、懇願を誘う。 「淫乱だな。トールのおまんこは、おもちゃでも喜んでひくひくしてんぞ、ほら、いんらんだからなの?」 ワザとらしく卑猥な言葉で煽って、ゆっくりと埋め込んでは引き抜いて焦らす。 「…ァアア、うう…いんら…んで……ほしくて…しょうがねえ……」 「おちんちんのおもちゃで悦んじゃう、いんらんなんだよな」 言葉を覚えこませるように繰り返されて、全身が熱く滾ってくる。 ぽたぽたとペニスから体液が零れて、ひどく興奮しているのがわかる。 ひらきっぱの唇からは涎と、呑み込めなかった精液が顎先までつたっていく。 「おちんちんの……ッおもちゃで……おかして……くれ」 脳みそはなにも考えられない。 ずぶずぶ、ぐっぷりと埋め込まれる玩具に、腰をくねらせ全身を痙攣させる。 「アア、アア……おひんひ、ん…アア、、アア、、おもひゃ…モチイ…ひいいん」 内側が灼熱のような熱さで全身を溶かしていく。 ぐちゃぐちゃと犯される感覚に、俺は夢中で腰を揺すって快感に溺れ始めた。 康史はくすっと笑って俺を見下ろすと、俺の口に丸いボールをかませて頭の裏でベルトで固定する。 「流石にエロすぎる声だと、試験勉強の邪魔だからさ……おとなしくしといて」 そう言って、康史は部屋の机に向かうと勉強を始めた。 背中を向けて振り向かないのに、俺はその背中を見ながらオモチャで何度も達しつづけていた。

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