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※疑念→sideY
「トール、脚、ひらいて?俺に、見せて」
脚の隙間に隠された奥の様子が知りたくて、太股を軽く叩くと、東流は緩慢な動作で素直に脚を広げ、俺の目の前に秘部をあますことなく曝け出す。
充血して既にひくついている穴は、少し捲れていて口を開いていて、もう中に欲しがっているように見える。
「ここに、指、…………入れていいよな?」
答えを聞かずに、ビシャビシャに零れる先走りを指に絡める。
そっと傷つけないように、ひとさし指を中に差し込むと、きゅうっと内部が狭ばまって、指をくわえて内側がら痙攣する。
「あ、く……っふ……や、す、ン、…………ッ……ッン、、ン」
たったそれだけで、東流は蕩けた表情を浮かべ俺を見上げると、俺の指をのみこみたいとばかりに、ゆらゆら腰を揺らし始める。
「すげえ、淫乱なんだな……、指だけでちんこびしゃびしゃにして…………中もよろこんでるね」
加虐心を煽られて耳元で囁くと、かっと胎内が熱くなって、目を見開いた東流は体を震わせ、びゅくびゅくっと腹部にザーメンを飛ばす。
目はすっかりとろんとして、普段の鋭さはまったくなく頷いて、酔ったような表情で俺を誘うように見上げて腰を浮かせる。
「く………ァ……ハァ、や………す………っやす…っ、もっ、と………なか…っ……つっ、こんでくれッ」
淫らに濡れた唇から、まるで足りないとねだる掠れた声に煽られる。
二本目の指を挿し込み、ごぷごぷと中をかき回しながら、ペニスの先端のピアスをゴリゴリと弄ると悲鳴のような声をあげながら、顔をくしゃくしゃなにして咽び泣く。
「ッひァ、…………アアアア、…………くッあ、アア…うううァアアア、、、アア――ッ」
指をずるっと引き抜いて、玉袋を指で転がすようにいじりながら、ぱくぱく開いて中にほしがるアナルを眺めて、
「なあ、トール。ここに俺のちんこ、入れてもいいの?」
「……ッ……う、や、す…………ほしい、ほし……っやすの……………ちんこ…はや、くいれ、て……ッ」
問いかけに、ヤラシイ言葉で俺を求める東流に興奮しながら俺は衣服を脱いで、ぐっと胎内へとゆっくりペニスを収めていく。
東流と、つながる。
何度も何度も…………夢にみた。
これも、夢か?
暖かい内部は俺を包み込み、中まで強く締め付けられ、東流は狂ったように腰を蠢かせて奥へといざなう。
背を反らし俺をぎゅうぎゅうと締め付けて、全身で受け入れてくれる。
「は…………ッひ、ああ……ッやす、……ッひい………っひはぁ…ァア……ッひ」
オンナのようにぐぷぐぷと奥を貫かれ、涎を垂らしながら淫らに啼きみだれる姿は、こころから俺のメスだと思えた。
どくどくと胎内へと欲を叩きつけて注ぎこみ、グッと強く抱きしめると、腰に腕がかかり更に奥まで深く繋がる。
ほしくてほしくて仕方がなかった。
ずっとほしかったんだ………。
ぐったりと意識を失った東流を、5回目でようやく俺は手放して息を吐き出す。
ひとつ、判明したことがある。
あの日俺の体は誰かに抱かれた痕と、手首と足首に拘束のあとがあった。
東流のペニスには、ピアスが刺さっていて最近嵌めなおしたような兆候はなかった。
じゃあ、俺は…………誰に抱かれた………?
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