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第1話 『ニーハイ』とキミからの『お誘い』。

杉原 俊()目線 お題ニーハイ・誘い受け  ………おはよーございまーす……。  ……俺は凄く落ち込んでます。  ………11月28日……が『とてもいい日』の……記念日を昨日知ったからです……。  『いいニーハイ』の日。  俺は『とてもいい日』を逃しました。  俺は11月28日に負けた『負け組』だ……俺の『リア充』『オアシス』相手がいんのに。  だから………柄にもなく…落ち込んでる……わけで……。  11月26日『いい風呂の日』に気を取られていたのも……理由の1つかもしれない。 _____  俺は杉原 俊……名門有名男子高校三年。  何時もなら元気に自己紹介何てしちゃうけどね……もうヘコみすぎてする気になれないけど……『好き』で『愛してる』子が……俺のお願いを聞いてくれたら……元気出るかもしんない!!  ここは諦めず頑張るか!!  ……俺はこのガッコでは有名人だったりする……。  素行が悪いのが一番の理由でした。  9月までは………!!  9月から一番の理由が変わった。  ナイショの『恋人』が有名すぎるからでーす。  まぁ今は『恋人』の話はやめておいて、先に俺の自己紹介!!  俺は素行が悪い。  ……というか規則とか校則とかキライだ。  何か……個性を殺されてる気がするからキライなだけなんだけど。  要するに……決まりとかイヤだ。  生き物はみんな自由に生きるべきだと俺は思ってる。  でも人として……生き物としてのやってはいけないことは『今は』してない。  『今は』なのが本当に残念ではあるなと思うところはあるんだよね、残念ながら………。  しかーし、それも『好き』『愛してる』男の子に出会う為の運命だったのかな?とか思うと……最近は後悔はあんまりしなくなってきた。  あんまりだよ?  その『好き』『愛してる』男の子に出会うまでやって来たことで、後悔してるのは『女とヤりまくってた俺』だ。  俺って『男前』て『イケメン』らしい。  言っておくけど、自画自賛じゃない……それはナルシストだもん。  俺はナルシストで自覚したんじゃなくて回りの『反応』がそうだった。  私服で人混み歩いてると逆ナンされたし……『ああ!……俺ってそうだったの?!』で。  それでいい気はしないヤツなんて……いないよね?  だから付いてっちゃったら……『筆下ろし』。  そこでセックスの快感を覚えたわけで……『サイテーな男』になったわけ!!  でも……『サイテーな男』は実は身の回りにいた。  叔父さんとその『愛人』の『男』。  『男』が『男』に惚れるなんて絶対にあり得ない……そう思ってた。  あの『男の子』を見るまでは。 _____ 「…………」 (あ……また見てる) 「…そんなに欲しいなら千切ってあげようか?俺の『指』」  俺はわざとムッとした顔でその『男の子』に言ってあげた。 「あ……違います!!欲しいのは先輩の『指』だけじゃなくて!!……あっ欲しくないです!!………今は……」  ………可愛い……。  ここがガッコじゃなかったら押し倒したい!!  俺は『理性』と戦いながら苦笑いで 「全部あげるよ?欲しいとこ」 「……今は欲しくないです」  只今俺は補修課題勉強中。  こんなこと自宅でやりたいよ、俺は。  努力なんてしてるところを見られるのは俺はキライなんだけと!!  せめて……部室でやらせて欲しいのに、ガッコの図書館の個室で補修なんて……あぁ、つらい。 「先輩は……努力しているところを見せていないから、変な噂が立つんです」 「噂はもうたってるデショ?『真実』だし」 「…………」  俺は閃いた!!  昨日買っといて良かった……。 「じゃあ……俺が努力したんだから、叶も俺のためにご褒美に努力してくんない?」  俺はボロが出ないようにシャーペンを動かしながら言った。 「私は……杉原先輩の為に言っただけなので……ご褒美なんていただけないです」 「欲しいんでしょ?……俺の『指』」 「………?千切ってまで欲しいとかは思ってる訳じゃないですよ?」 「うん、気が変わったの。叶が俺の『指』が欲しいなら今日だけついたままあげるから叶も努力してる俺にご褒美を努力して?」 「……努力します」  よし!!  言わせた………。  やる気出たよ………叶にニーハイ履かす!  俺は叶の為だけなら努力は惜しまない!! _____  俺の『好き』で『愛してる』『男の子』………笹倉 叶。  俺とは真逆の理由でこのガッコの有名な一年生。  ……完璧には真逆ではないかな?  容姿が目立つ点だけは。  ただ……その目立つ容姿は俺とは真逆で『可愛い』『綺麗』な『美少年』です。  俺は叶より容姿が『綺麗』過ぎる人間は見たことない。  日本と異国が入っている『血』のせいで、髪は柔らかい金髪に近いブロンズ……明るい緑色したデカいクリクリのビー玉のような『綺麗』な目。  童顔で背も小さい……。  初めて叶を見たとき、俺は叶に『一目惚れ』しちゃったわけ。  でも……俺も色々あるわけで………叶には『一生片想い』貫くつもりでいたのに、まさか……叶から声かけてくるとか……それで俺は何も知らない『純粋無垢』な叶を口説きまくって、俺を『好き』にさせたわけです!!  『純粋無垢』だった叶を『汚した』のも俺!!  杉原先輩が私を『好き』ではなくなったら私は『死にます』。  叶にそう言われたとき、それはあり得ない……って俺は言った。  でも、それは今考えると……俺がいないと叶は『生きていられない』、つまりもう『貴方無しでは生きれない』……それは殺し文句。  でも……俺の『重い想い』にはまだ勝てないけどね?  要するに……俺は完璧に叶の『心を捕らえた』って思ってて良いよね?  ね……?  俺は『サイテーな男』だ。 _____ 「終ーわったー!!」  俺は補修課題を早々と終わらした。  叶は、ハッとしたように返事をしたけど。 「……結構早かったですね」  ずーっと俺の『指』見てたくせに……ホントに叶ちゃんは他は見えてないの? 「ホントに叶は俺の『指』しかみてないのかなぁ?」  ほぉんとーに自分の『指』に『嫉妬』する。  怒って……ないよ?  自分の『指』に『嫉妬』してる俺の狭い心に嫌気がしてるだけだよー。 「………違いますよ?見てます」  ………怯えてる仔猫みたいで可愛い……。 「……ご褒美貰えるよね?」 「確認してからです」  ……はい? 「……叶は三年生の問題が解るの?」  まさかまさか………この偏差値の高いガッコで天才って言われてるけど、さすがに一年生が三年生の答えが理解出来るなんて可笑しいだろ……俺の努力は?と思ってたら、 「教科書が理解出来れば誰でも出来ますよ。これ普通では……ないんですか?」  叶ちゃん………あなたは恐ろしく頭の発達が早い天才なのね……?  なのになんで人のキモチが理解出来ないの?  ひょっとして……だから『人の想いに鈍い』のかもしれない。 「……杉原先輩、何故努力を人に見られるのが嫌なのですか?」 「カッコ悪いから」  前にもそれは叶には話したはずだったけど、それは忘れちゃうわけ? 「私は……努力してる杉原先輩は『格好良い』と思います」  あんなキラキラした目で『先輩は凄い』って表情が見たいからだよ……それも言ったはず。 「『努力』した俺を叶には見せたんだから、叶も俺に『努力』見してくれるよね?」 「『努力』しますよ?」  叶はそういってくれると思ってた。 「男に二言はないよね?」 「はい」 「よし!!じゃあ俺も今から俺の『指』は叶の好きにして良いよ」  あ、……今ホントに叶の目が輝いたよ……そんなに欲しいの?!  ホントに自分の『指』に『嫉妬』するんだけど………ぶつけちゃうよ?  俺はスクバを拾い上げながら 「叶、ズボンと靴下脱いで」 「……は?」 「だって短パンとかさすがに持ってないもん」 「え?!」 「コレ履いてくれるよね」 「………タイツ?ですか」  叶が凄何とも言えない顔してるよ……だよね。  ごめんね……、でも諦めきれない!! 「違う違う、膝上までの長い靴下だよ、ズボン履いてちゃ見えないでしょ?」 「………それを…ですか?」 「俺の『指』は……そこまでは欲しくない?」  叶は……何を思ったのか、立ち上がるとベルトに手をかけた。 「ちょっとちょっと待った!!そこだと小窓から見えるデショ?」 「え?………靴下履き替えるだけですよね」 「俺はね、視姦したいの。俺の『指』好きにしていいのは、ニーハイ履いて俺に『見せてる』ときだけだよ?」  叶は……キョトンとこちらを見てる。 「………」  俺は個室に内鍵の確認をしてから叶の手を取り死角に誘った。 「……おいで、叶」 _____  叶は嫌がりながらも照れながら……只今ニーハイに履き替えています。 「やっぱり叶は肌が白いから、そのぶん薄目のデニールにして良かったかな?」  俺の目に狂いはないみたいだった。 「……何か……女性が履いてるストッキングを杉原先輩の前で履いているみたいで……嫌なんですけど」 「うん?そう……イヤ?」  そりゃそうだ、女物だもん………フツー『男』は滅多に履かない。 「……こんなのを見て、先輩は楽しいんですか?」 「そりゃ……楽しいよ」  駄目だね、にやける。 隠せないくらい興奮する……らしくないかな? 「?……杉原先輩、何か……可笑しいですよ」  俺は個室の死角の壁に直接座りこんだ。 「俺の『指』、欲しいなら俺の上に向き合って座って」 「……はい」 「………」  はぁ……本当に俺の『指』が好きなんだな……あっさり俺の上に向かい合って座ちゃったよ。  ここまでクると……切ないなぁ。  俺は一生懸命『努力』したのにさっ。  こうなったらヤケだよね……。 「片手でいい?」 「………右手が良いです」  そりゃそうだよね…俺の利き手は右手だもんね……。 「左手で足、触っても良いよね」  これはさすがにダメかなぁ……と思ったら、 「………触ってください」  かーなーえー………そんなに俺の『指』が好きなのっ?! 「………かなえ、いい加減にしてよ。そんなに俺の『指』だけが欲しいの?!」  と、思った瞬間、叶が俺の『中指』を舌で……舐めた…。  あれ……ちょっと待ってこれはひょっとして……俺を『誘ってる』わけ?  つまり『俺が合意か試してる』?  ちょっと……えぇっ?!  信じらんないよだけど……夢オチとか…?!  でも………もうこうなったら夢でも何でも良いかもしんない……『本命』が『誘う』なら…もう思いっきり攻めるデショ!! _____  俺は足を触る予定だったけど、予定を変更して空いてる左手でYシャツの下に入れた。  滑らかな肌は見たいけど、脱がせたら……流石に不味いよね?  もし見付かって……叶の肌を俺以外の奴が見せるのがイヤだ。 (でも……更衣室では叶の着替えを見られてる)  それを考えると、どうしてもイヤな気分になった……。  ……俺がこんな目で叶を見ているんだから………他のヤツ等も『こうしたい』って思ってるに違いない。  せめてYシャツのボタンが開けられたら……。 「……ねぇ、誘うくらいなら……セーターくらい脱いでから誘ってくんなきゃ……見れないよ?」  そう小声で言ったら、叶は赤くなった……可愛い……。 「ズボン脱いで……ニーハイ履いてて、向かい合ってたらイラシイコトしてましたって見たらすぐにわかるよね?」  乳首が勃起してる……俺の『指』舐めてただけで?  …随分イヤラシイんだ……親指で押し潰したら体がビクビク跳ねた 「はぁ……」  叶が深く息を吐いた……。 「今、叶の乳首を弄ったのは……俺の『指』。叶の『好き』な」 「……」 「舌がもう疲れた?舐めてよ……『可愛がってくれる』んでしょ、『指』。ひょっとして『下の口』に挿入れたかった?」  あぁ、こんなこと言いたくないよ……。  でも俺は実はあんまし素直じゃないんだよ……いじめたいわけじゃない。 「……痛っ!!」  噛まれた?  ……叶に……『中指』噛まれた!! 「ちょっと……叶っ!!本気で噛んだデショ?!痛いよっ!!」  俺はビックリして叶の口の中から『指』を引っこ抜いた!  だって噛まれるなんて思わなかった……『好き』なんデショ? 「杉原先輩が馬鹿なのて………噛んでやりました」 「はぁっ?!」 「私は……杉原先輩の『指』好きです!!……言うつもりなかったですけど、言います!1回しか言うつもりはないので、聞き流してくださって結構です」  俺は叶の変わりように……ボケッとしてた。 「ワセリン……ワセリンがいけないんです。情事の最に…先輩の『指』を守ってるワセリンを私のお尻の穴の『中』に入れて…弄るし、私のお尻の穴に先輩の『もの』に塗って挿入れて擦るし、私が自分の『もの』を痛めてしまったとき……先輩は自分の使っていたワセリン渡してきて『塗りなさい』って言うし……。なので……『大好き』な杉原先輩の『指』を守ってるワセリンが………『憎い』んです。……ワセリンは先輩の『神聖』な『指』だけに使ってください。……以上です」  え?!  俺は混乱した。  なんで俺の『指』が『神聖』?! 「せめて私の『中』に挿入れるものは私が……『濡らします』」 「叶?俺……よくわからなかったんだけど……もういっか…」 「言いません!!………恥ずかしいんですっ」  そう言うと叶はムッとした顔で赤くなったまま、俺のベルトに手をかけた。  え?! 「ちょっと待って叶!!いきなり叶の小さい下の口に、俺のマグナムが挿入るわけないって!!早まっちゃダメだって!!」 「そんなの……挿入れてみなきゃ分からないです!!…それに私か舐めれば……」  なっ?!  それは……フェラっ?!  フェラチオですか、叶ちゃんっ?! 「……待った!!叶!!叶に今はフェラなんてさしたくないし」  いつかは……いつかはフェラやってくれたら嬉しいけど、今はやって欲しくない!! 「ワセリンはイヤです!!」 「分かった、悪かったよ、ワセリン使わないから……ここ図書館だから落ち着こう?」  ちょっと……と言うか、かなり興奮させてしまった叶の唇に自分の唇を重ね合わせて……優しく吸う。  あー…柔らかい、キモチイイ感触。  こんな可愛い唇に俺のマグナムな似合わないよ……。  叶を落ち着かせようとして重ね合わせた唇だけど……逆に俺が落ちていた。  俺はペロリと唇をひと舐めしてから……離れた。 「……俺の『指』、見てたのは…舐めてたのは……したかったからなの?」 「私の『お尻の穴の中』に1番最初に挿入ってきたのは、杉原先輩の右手の『中指』なので」 「叶、『叶の中に挿入ってきたのは俺』だけで……もういいじゃん?」  生々しいよ…と俺は苦笑いで笑った!! _____ 「だからって……杉原先輩が舐めないで良いです……」  叶は四つ這えにし尻を上げさせて、俺は口で舐めている……叶の尻を。 「えー?ワセリン使わないんじゃコレくらいしかないよぉ?」  実は……俺はホントに『男』は叶が初めてで、今まで手短のワセリンばかり使って潤滑油にしてた。  叶は……キモチ良さそうだったし、俺もキモチイイし……気にしてなかったけど、まさかそんなこと考えているとは思わなかった。  ワセリン以外は2回目のセックス……唾液と叶に1回出させた精液を穴に入れたとき以来。  だから今回は……俺の唾液のみでスる。  これは俺の変な『プライド』だった。 「……ンぅっ………ん」  ……苦曇った高い…快感を押し殺した…可愛い叶の喘ぎ声に……俺のマグナムが疼く。  イヤラシイ……早くこれやっておけば良かったかも……。  舌で舐めてから吸って、右手で前の叶の『もの』を包み込んだ。 「あぅ…っ!!」 「……キモチイイ?先走りで……濡れてるよ」  …後ろからだから顔が見れないのが切ないなぁ……叶、今どんな顔してる……?  ニーハイもいいけど………叶本人が……俺にはイチバン良かった。  ……どうしてもキスがしたい。  叶の『穴』は俺の唾液でいっぱいだからもう大丈夫だろう、一気に『指』2本挿入れて……前立腺を攻めた。 「あぁっ!!」  悲鳴に近い声に……興奮する…けど。 「叶……ここ図書館の個室……。あんまり声出しちゃうと……気付かれるよ?」  ひょっとしたら……両隣は気が付いてるかもねぇ?  結構壁薄いし。  ……どうしてもキスがしたい。 「…もうぃいですぅ……」 「……え?まだ2本挿入っただけだよ……いつもより痛いんじゃない?」  ワセリンも使ってないし……。 「………ぃたいくらいで…いぃです……いたいなゅめじゃないとぉもえます」 「!!」 「ゎたし……こぅいうのにひっし……なので、これはゅめかなって。……いたぃならゆめじゃなぃですよね」  ……叶も俺と同じ事を考えてたんだ…俺を『誘う』のに……必死で、乗ってきた俺に夢オチかもって思ってたのかな……? 「叶、俺叶に今ちょーキスがしたい。…叶の舐めちゃったけど……自分のだから良いよね?」 「………じぶんのはぃやです」  ええぇ?!  そりゃないよ……かなえ、俺は切ない。 「でも…私の『もの』を舐めた杉原先輩じゃなくて……、杉原先輩がしたいと思ってくださるキスならしたいです」  あぁ……馬鹿。 「……馬鹿な叶」  下半身が疼く……。 「これ以上煽ると……困るのは叶なのに、馬鹿だね」  反応しちゃう俺も馬鹿だけど……お互いに馬鹿なら、いーじゃん!!    馬鹿っプル、上等じゃん!!  俺は…焦ってた………情けないけど。  叶関係にはかなり焦る……回りは手は出せないでいるだけで、変な目で叶を見ているのに俺が気付かないわけないデショ。  俺だって9月にやっと手を出す決心したんだよ?  ………それまでは『片想い」、今じゃこれだけど。  俺はベルトを外してジッパーを下げて……前を開ける。 「……見て驚かないで、俺の膝にまた……乗ってくれるかなぁ?」  叶は素直に俺に従っちゃう……けど、やっぱこのサイズには驚くよね? 「…っ!!……『穴』がしまるまぇに……ぃれれてしまいましょう……?」 「おおっ『男』らしい」  フツーならこれ見たら逃げ腰じゃない? 「『受け身』でも……ですか?」 「痛いのは……イヤじゃん!!でもホントに逃がさないから」  俺は叶に両腕を広げて……これを俺が言うと必ず来てくれる呪文を言った。 「おいで、叶」 _____ 「くぅッ………つッ……」 「……ッ」  やっぱ……痛いよね………?  当たり前か……俺もキツい……切れたら………ワセリンはダメだから舐めようかな。 「……せっぱいっぃたい………ッ!!」 「………ごめん…っ」 「ゅめ……じゃない。いたいっ……ゎたっし……『誘えた』ンですよね……?」 「馬鹿……馬鹿な叶…」  『シて?』って言ってくれれば、叶なら簡単に俺なんて『誘える』のに。  俺は簡単な、単純な『男』だよ……叶限定だけど。  妙にいつもより愛しくて……俺は抱き締めて………キスをした。  舌で叶の舌を舐めて……吸って、歯列をなぞり、口内を犯した。  痛くて、仕方がないハズなのに、 「…すぎはらせんぱぃ、………うごいてください…」  と、背中に腕が廻った。  ………彼は人を『狂わす』、しょうがない子。  俺は苦笑いしか出来なくて……『困った』ヤツ。 「……切れたら………舐めてあげるね」  俺はゆっくり…出来るだけ優しく動いた。  俺もかなりキツいンだから、受け身の叶は相当の痛みだろうな……。  責めて……慰め程度だろうけど……前を触ってみた。 「!!」  ………勃起してる?! 「……叶は痛くても勃つの?」 「………ぉっおくが」  奥が……? 「……ぉくがあつくて……きゅんってしてぃて…っ」 「奥ねぇ、了解!!」  俺は思い切り奥を攻めたら 「……ンぅ…ぃゃっいやっ……」 「イヤ?……やめといたほうがイイ?」  キモチイイのは知ってる…、叶は『イイ』を『いやっ』と言うのは知ってる。  しかし……、今日は違ったらしい。 「……でちゃうッ………!!せいふくっ……ょごしてしまいますぅ!」  何っ?!  俺はズルリと自分のを『中』から出して、叶の腰を思い切上げて背中を丸めて『もの』を口に含んで吸い上げた。 「ああぁぁぁ………っ!!!」  壊れた人形のように身体を揺らしながら……叶はイっちゃた。  ………ギリギリセーフだった叶だけど、俺は……まだイくまでもうちょっと時間がかかるな……。 「………叶良かった?」 「『誘った』のはゎたしなのに……。『責任』とります………!!」  あ、今俺がまた口で受け止めたから……しようとしてる……? 「叶!!俺、素股がイイ!!」  咄嗟に出ちゃったけなんだけど……あ、素股も良いかも……。 「素股………?」 「素股は初めてじゃん!!……ね、やってみてくれない?」 「……杉原先輩が私としたいのでしたら!!」 「うん、叶と色々したいし、素股もその一つかな」  俺がそう言うと、叶は大きいビー玉のようにキラキラした目をさらにキラキラさせて 「私も杉原先輩と新しいこと知りたいです」  叶、は新しいことは知りたいタイプだもんね?  ニーハイ+素股+叶+叶からの『誘い』はサイコーな破壊力だった。  俺は叶の初めての素股も戴いてしまいましたが、俺の『もの』が擦られて……感度が良い叶までもがイっちゃうとか……、何かとんでもなくヤバイこと図書館の個室でシちゃったけど……イチバン感じたことは……ただ一つ。  俺は…叶、やっぱりキミにはかなわない!! 完

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