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【晴れの日も嫌いじゃない。番外編〈R18〉】秘密の『XXX』。 第4話 部活動強化週間。 1『先輩は過保護です』 | うさぎのカメラの小説 - BL小説・漫画投稿サイトfujossy[フジョッシー]
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【晴れの日も嫌いじゃない。...
第4話 部活動強化週間。 ...
作者:
うさぎのカメラ
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第4話 部活動強化週間。 1『先輩は過保護です』
笹倉 叶
(
受
)
目線 お題
鏡プレイ
今週のこの学校は、『部活動強化週間』で、卓球部に入部してはいますが、打ち合い……卓球台すら埃を被っている状態でした。 流石にこれでは巡回しに来るかもしれない先生方に示しが付かないので、私は杉原先輩に部室の掃除を提案しました。 「どうせ来たって鈴木くらいだし大丈夫デショ」 「ではせめて卓球台の埃をはらって設置くらいしましょう!」 叶は真面目だよねぇ…と言ながらつつもしぶしぶ私のいうことを聞いてくれる先輩は私にはかなり優しいと思います。 床は定期的に杉原先輩が部室に来ていて掃除をしてくれていますから、汚れてはいませんでした。 (卓球部ですから、台くらい一年生の私が掃除しなくては!!) 私は清掃用具のロッカーから雑巾を出して一応部室内にある小さな流し台で水を出したとたんに 「待って!!俺がやる」 「…私だって一応掃除くらい出来ますよ?」 そう私が軽く受け流そうとしたら…… 「叶の『綺麗』な手が荒れる」 ……先輩…? 私の手から雑巾が奪われてしまいました。 ……私は気を取り直して、少し暗くなってきた部室を明るくしようと電気を着けました。 すると……蛍光灯がチカチカ明るくなったり暗くなったり…。 「……寿命ですかね?」 「そうかもねー?最近電気付けても暗いとは思ってたけど、早かったな」 雑巾を絞りながら杉原先輩はそう言います。 「では私が職員室から蛍光灯貰ってきますね」 「たんま!!部室のことは顧問に言わなきゃいけないことになってるから俺が行く」 ……杉原先輩…。 「大丈夫です人の目がありますから鈴木先生は何も出来ません」 すると杉原先輩は私に迫ってきて、 「叶は甘い!!……鈴木はかなり手練だからどんな手でも使ってくる」 先輩は絞った雑巾を私に渡してきて 「叶は台拭いてて。俺が取ってくる」 そう言って部室を出ていきました。 ……私だってやれば出来る人間だと思うのですが。 というか、杉原先輩は私には過保護すぎます!!
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