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第4話

夜、部屋に戻り風呂などひと通り済ませてゆっくりとしていると外から物音が聞こえる。 扉の鍵を開けられる音。 この部屋の住人が帰ってきたのであろう。 「ただいま。」 そう小さく呟きながら入ってきた。 そして、俺と目が合う。 「あれ? あ、転校生か。今日からなのね。」 荷物を床に置きながら言う。 「ああ。佐田光哉です。よろしく。」 「俺は安元隼斗(やすもと はやと)。この部屋の住人。よろしくな。」 ぱっと見、硬派に見えたが意外と笑うと可愛い顔をしてらっしゃるこれまたイケメンと挨拶を交わした。 しかし、こいつ背高いな。 「遠征だったんだって? お疲れ様。」 少し話しかけてみる。 「うん。ありがとう。んー、色々話したいことあるけど今日は疲れたし風呂入って寝るは。 明日色々話そうか。」 「わかった。」 住人は風呂場へと消えていった。 俺も引っ越してきて疲れたし今日は寝ることにした。

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