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第4話
「よーし着いた。」
ー居酒屋にてー
「今日も飲むかって、一番は翼の疲れを癒すことだな。」(そのまま身体も癒せないだろうか?)
「そうですね。ありがとうございます。」
(飲むのもいいし、食べるのもいい。でも、どうせなら隼さんに喰べてほしい)
一時間後ー
「隼さん俺酔っちゃった。」
(わざと酔ったんだけど…こんなに弱かったっけ?お酒に。)
「だって、日本酒とビール飲んでるんだから酔うだろう?ほどほどにな。」
「隼さんの家に泊まりたいな。」
(家がダメならホテルでもいい。)
「俺の家か?家はちょっと恥ずかしいからホテルでもいってゆっくりするか?」
「はい。じゃあそろそろ出ますか?」
「大丈夫か?後もう少しだからな。」
「はーい。」
「すっかり酔っちゃって可愛いな。」
これでいいのか分からないけどやっと翼が手に入るかもしれないんだ。
ホテルにて
「着いたぞ。」
(絶対引かれるSMホテルだなんて。)
「ここって…ホテルですよね。SMですか?」
「SMって俺そっちの気は有りませんよ?」
「それを今から確かめるんだ。ごめんな。」
「ごめんって、どうして謝るんですか?」チュッ
こんなに甘くて果実のような翼の唇を貪りたく
なって、翼の舌と俺の舌を絡ませる
「隼さんっ。気持ちいい。」
「良かった。気持ち悪いとか言われたらどうしようかって思ってた。」
「全然気持ち悪くないですよ。むしろもっとシてほしいくらい。」
「こう見えたって一応我慢してるんだ。煽るな。ありがとう。」
「別に感謝されることなんてしてませんよ。俺も…いやまだ言わないで置いとこう。」
「俺も…どうしたんだ?」
「別になんでもありませんよ。シないんですか?」
「そのだな…翼は後悔しないか?俺と1つになるとしても。」
「後悔しませんよ。俺も好きなんです。
時々頑張り過ぎちゃって目が疲れてるときの顔とか、さっきのキスしてるときの顔とか全てが好きなんです。だから後悔しませんよ。」
「なーんだ。俺たち両思いだったんだな。
シようか。」
「はいっ。隼さん。」
「今から押し倒すぞ?その前にベットだな。」
ドンッ
「隼さん。本当に強引ですね?」
「強引じゃないだろ?一応聞いたんだから。じゃあ脱がすぞ。」
「自分で脱げますって。バカッ触らないで。」
「お前は黙って俺に身体を預けてくれればいいから。いいだろ?」
「あっ、くっ隼さん…」
「感じてんのか?ほーらパンツ濡れてるじゃないか。別にこれくらい恥ずかしくないだろ?」
「恥ずかしいですから。もうっ。そうやってさわられるとぞわぞわするんですから。」
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