最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。 此処では少し裏話的なことを。 まず、12月24日と12月25日が啓輔視点しかないのは、この2日は二人の思いがもう通じ合っている日なので一つの視点にして語りたかったという意味が込められています。 次に啓輔と葵の口調について。 啓輔は葵に話しかける時はいつもより優しい口調になっていることを意識しました。小野と話している時と葵と話している時の違いに気づいてくださっていたら嬉しいです。 葵の方は啓輔と話す時だけどもったり緊張していて鬼嶋と話している時よりおとなしい子に見えるように書いてみました。 後、18日の葵視点に書いてある葵が土曜日にコーヒーショップを訪れた時に啓輔のシフトを聞いた店員というのが小野だった、というのをエピローグでネタバラシしています。ちなみに葵はその時の店員が小野だったことを覚えていません。 改めて、ここまで読んでくださった方本当にありがとうございました。今Closetedの8話を書いているので、そちらの方も早くあげられるよう頑張ります。