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第2話
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「あっ、んん、ばかやめろ!」
「えー、いいじゃんちょっとだけー」
「ちよっ、ん、お前ちょっとじゃ済まないだろ!」
ガンッ
「いっでぇぇ!!!」
のし掛かってきたタロ頭を近くにあった辞書で殴った
素手で殴ると手が痛いからな
俺の家に帰って来てタロの課題をはじめたが、こいつのいたずらのせいで一向に進まない
初めは一問解くたびにご褒美だのなんだのと言ってキスする程度だったのが、どんどんエスカレートしてきて、このままでは課題どころじゃなくなる
「せっかく二人きりでいるんだからいいだろー
課題は後でちゃんとやるからさ」
「後でとか絶対やらないだろ…
お前が留年したら俺達別々の学年になるんだぞ
再来年には俺は卒業してバラバラだ
…そんなの嫌だからな」
ぽろりと口から出た言葉はめったに言えない本音だ
何だかんだ言ったって俺はタロと一緒にいたい
「リョー、悪かった
ちゃんとやるから、そんな顔するなよ」
そんな顔がどんな顔か分からないがきっと情けない顔になっているんだと思う
タロが慌てたように俺の頬を包んで目元にキス落とす
やる気になったのならば何よりだ
「いいか、この問題はさっきの応用で、あんっ、おい!どこ触って!」
「んー、リョーのチ○コ♪」
クソ、やる気を出したと思ったのに30分も持たないじゃないか…
タロは遠慮なしに俺のチ○コをズボンの上から扱いてくる
「ねぇ隆介 ヤろ?」
「はぁん」
俺の耳に息を吹き込むように囁かれるタロのエロい声に俺の力が抜ける
グリグリと弄られて俺のも限界だ
「隆介…」
「クソ、一回だけだからな」
「ふふ、ありがと」
タロの顔が近づいてきてキスされる
俺の舌は吸い出されて絡めとられて、頭の中が痺れる
「ふぅ!んん!」
キスに夢中になっているうちに、シャツがめくられて、乳首をつねられる
コリコリと擦られたり爪で引っ掛かれたりするとたまらなくて、相変わらずズボンの上から扱かれるチ○コをタロの手に押し付けてしまう
「タロ、ちゃんと触れよ」
「我慢できない?可愛いリョー」
タロはそれでも変わらずにズボンの上から扱くのを止めなくて、それどころか後ろから膝でケツの穴を刺激してくる
乳首をコリコリと弄られたり、舐められながらケツの穴とチ○コを刺激されて、俺はどんどん登り詰めていく
「あっ、ああ、やめろ、ばか!そんな触ったら出るぅ」
「イって隆介」
「やだ、服が…やん、あぁん」
ズボンを履いているのに先走りでグチュグチュという濡れた音が聞こえてくる
布越しのもどかしい刺激で、なかなかイクことができない
いつでもイけそうに登り詰めてはいるのに決定的な物がなくてイけない
「リョー、最高にエロい顔してる
たまんない」
「あっ、ああん、タロ、しょぅたろぉ、イきたい、んん、イきたい」
「このままイってよ」
「イけない、はぁ、足りない」
それでも、タロは直接触ってはくれなくて、もどかしい刺激を与えられ続けと、しばらくしてじわりと広がるようにイった
「あふぅ、イってる…あっ」
気持ち良く出したわけではなくて、いつまでもイき続けてるような状態に体はピクリピクリと勝手に痙攣する
「リョー、イったの?」
「んっ、イってる、はん、終わんない」
終わらない絶頂状態に少し怖くなって、タロの胸にすがり付く
涙まで勝手に出て来て、軽くパニックになる
「ごめんね、意地悪しすぎた」
「タロ、イってるのにイけてない、はっ、はぁ
お願い直接触って」
タロにすがり付いてお願いすれば、今度こそズボンを脱がしてくれる
下着ごととられたズボンはぐちゃぐちゃで、下着と俺のチ○コが白い糸で繋がれているのが見えた
俺は脱がされるズボンが擦れるのにも反応して体をビクビクと震わせてしまう
「リョー可愛い」
タロは俺の先走りとか精液で濡れた穴に指を宛がうと、縁を少しなぞってから中に挿し込んできた
「あっ、あああ、あっ、あっ、ふぅ」
グチュグチュグチュ
「ふぁ、んんん、また、イきそう…んっ」
「いいよ、何度でもイって」
グッ、グリッ
「あっあぁぁぁ」
「イっちゃった?」
「あん、また、イきっぱなしに、なって、る…」
今日は始めので何かがおかしくなってしまったのか、だらだらと精液が流れ出て、イきっぱなしの状態になってしまう
突然、体が持ち上げられてすぐにベッドに下ろされた
うつ伏せにされて腰を持ち上げられて、ケツが高く上がった体制にされて焦る
「まて!今はまだ、イ、イってるから
ひっ、ああああああん」
グポッ
「ばかぁ、あん、あっ、あっ、やめろ、あん、あひぃ
らめっ、またイってるぅ、あぁん」
この駄犬が!
イってる途中にいきなり突っ込まれて、イくのが止まらなくなった
精液撒き散らして、痙攣してる俺のことをお構いなしに腰を降るから、たまったもんじゃない
「あん、あん、あん」
「リョーその飛んだアヘ顔最高に可愛い
あー腰止まんないもっと奥突いたげるね」
グチッ、グチュン、パン、パン
「ひぃん、ふかぁい、あぁ、きもちぃ、腹破れる、んんっ」
もう、何が何だかわからなくなってきて、ただただタロが揺さぶるのに合わせて口からあえぎ声が出る
繋がったまま向かい合わせにされて、目の前になったタロの体に腕を回してしがみつくと噛みつくようにキスをされた
「んん、クチュ、チュ、あん、タロ、きもちぃ、もっとして」
「乱れてるリョー、エロくて大好き」
「あああ、あん、あっ、そんな、強くっっ、あん」
ガンガン深いところを突かれて、背中がしなる
俺のいいところを知り尽くしてるタロは、そこばかりを狙って突いてくる
「くっ、そんなに締め付けないでよ
だめ、出ちゃうよ!」
「しょうたろぉ、中に出して」
「ああ、もうそんなエロい顔して我慢できない…」
グッと押し込まれたと思ったらラストスパートといわんばかりに、滅茶苦茶に突かれて一気に追い上げられる
「あっ、ああんああっあっあああんあんああっ」
「くぅっ…」
「ひぁああああぁぁぁ」
腹の中に熱い物が弾けるのと同時に俺もイった
今度は思い切りイって、出したものが胸元まで散った
「はぁはぁ、隆介…綺麗だ」
「んっ」
降りてきたタロの唇を受け入れると、チュチュと何度も軽いキスを繰り返す
それが少しずつずれて首筋にたどり着くとチクリと痛みが走った
俺に付いたのだろうキスマークを見てニヤつくタロにイラっときて、目の前にあった鎖骨に思いっきり噛みついてやった
「いった!
もーリョーはバイオレンスなんだから」
「…キレイに付いたぞ」
少し血の滲む歯形に満足していたらケツに入ったままのタロのチ○コが、また動き出だして奥をつつく
「おい、一回だけって」
「えー無理だよ、もう俺の復活しちゃってビンビンだもん」
だもん、じゃねぇこの駄犬!
俺はそう叫ぼうと思ったが、開いた口からはあえぎ声しか出なかった
それからも、散々されて抜かずの4発
さらに、後処理中に襲われて、ようやく抜け出した風呂場でものぼせるまで止まらず、のぼせて息のあがった俺がエロいのが悪いとよく分からない理由で突っ込まれて、リビングでヤってる最中にお袋が帰って来て慌てて部屋に逃げ込んだ
「いい加減にしろ!
どこでもサカりやがって、お前のチ○コ切って去勢するぞ!」
「ごめん!ごめんなさい!
それだけは勘弁!!」
ガチギレした俺に怒られて泣きつくタロの顔面を蹴飛ばした
タロは怒る俺をなだめようとしたのか、俺の肩を抱いて
「いつもの無表情も良いけど、怒ってる顔も最高にそそる」
と、のたまったので、股間を思いっきり蹴りあげてやった
股間を押さえてのたうち回るタロをみて少し、ほんの少しだけ、反省した
すでに深夜だったが、このペースでは課題が終わりそうもない…
仕方なく朝までかけて課題の三分の一をなんとか終わらせた
タロがちょっかいをかけてこなければ一日で十分終わらせられる量のはずなのに…
課題の期限まであと4日、深くため息をついた俺に「色っぽいため息~」と言いながら近づいてきたタロの顔面に辞書を叩きつけた俺は悪くないと思う…
おわれ。
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