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第94話
自慰をみせる三条の目を真っ直ぐに見る。
絡む視線をどちらも解かない。
鈴口からとろとろ垂れる先走りが床を濡らす。
「ひぃっ、ふるえて…あっ、ぅ…ひんっ」
三条がゆっくりと淫具を出し入れをすると、それに合わせ肉付きの悪い薄い腹がへこへこと動く。
「こういう時はなんて言うんだっけ?」
「ひもち…」
真っすぐ目を見て伝えてくれる。
愛おしい。
だからもっと。
乳首をぎゅっ抓と白い喉を晒した。
「ひぎっ、いた…ちくっびっとれちゃ…あーっ」
「手動かせよ。
イケたらご褒美にイイモノやるぞ。」
「ぃっ…きも、ち、せんせっきもちぃぃ」
三条は振動を更に上げ擦る手を早める。
くにくにと弄ると陰茎から白が混じった液体が溢れて更に床を汚していた。
息がどんどん荒くなり、とろけた目は被虐の色を濃くする。
「あひっ、い、いきます…いきます…っごめんなさっあっあぁあっ」
背中を撓らせると、どぷっと白濁を吐き出した。
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