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第147話

自室からコートとリュックを引っつかんでバス停へと向かう。 ぬかるむ雪が足を取り上手く前へ進めない。 消雪パイプの水がびちゃびちゃと煩わしい。 それでも進む。 この気持ちに嘘は付きたくない。 会いたい 先生に会いたい

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