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第152話
バスから降り、また走った。
チャイムを押すとほぼ同時に玄関が開く。
「はぁっ、はぁっ、お邪魔しても構いませんかっ」
先生が半身を引いたので了承だと室内に入る。
後ろでドアが閉まる音がやけに大きく響いた。
そして、それ以上に自分の心臓が五月蝿い。
走ったからだけではない。
口を開こうと振り向くと荒々しいキスが降ってきた。
貪られる様なキスに言葉を飲み込まれる。
「んんっ…は、ぁっ」
久しぶりの先生のにおいにくらくらする。
口の中に溜まる2人の唾液を嚥下するとそれは更に深いものえと変わっていった。
「ふぁ…、ん」
雪崩込む様にリビングへと行くとすぐに床へと押し倒される。
あの目はギラギラと俺を映していた。
興奮する。
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