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第158話
首を横に降る三条は俯いていて表情が見えない。
「どうした…?」
立ち上がって気が付いた。
ポタ、ポタ、とジーンズに染みが出来ている。
隣に行くと頭を降りはじめた。
嫌々と駄々をこねる様にずっと首否していちゃ気持ち悪くなるだろうに。
「落ち着け。
気持ち悪くなるから頭も振るな。
大丈夫か。」
「…っく…ひくっ」
抱きしめれば小さく嗚咽を漏らす。
何がこわい
何が嫌なんだ
……俺か
それなら消えてやるから泣かないでくれ
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