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第218話

「ぇ…」 目を開けると見慣れた自室。 起き上がると空気の冷たさに身体が震えた。 …寒いだけではない。 湿った感覚にまさかと下着の中を覗くと白濁でぬるついていた。 しかも右手まで。 朝勃ちして無意識に扱いたまま夢の中へと落ち、その気持ち良さに長岡との行為の夢を見て夢精してしまった恥ずかしさに泣きたくなる。 長岡によって淫らに書き換えられているのか、これが本当の自分なのか。 ……パンツ洗わなきゃ 母親が起きる前にと急いで、だけど音を立てず階段を降りた。

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