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第222話

職員室脇にあるコピー室はコピー機が2台とシュレッダーでギチギチ。 夏は蒸し、おまけに冷暖房が備わっておらず冬はひんやり所ではない。 かじかむ手で枚数を指定し長岡はプリントが刷り上がるのを待つ。 たった十数分ですっかり冷えてしまった身体を擦り暖めるが、スーツもひんやりと冷たい。 ポケットに入ってるカイロを握る。 採点して成績入力して遥登はテスト勉強でまた暫く会えないだろう。 鍵渡すタイミングミスったな… 早い方が良いだろうと渡したが、生殺しのだと溜息を一つ吐いた。

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