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第321話

ブツブツと名前を繰り返す三条はまるでオウムの様。 そんなに真面目にならなくても良いとも思うが、三条らしい。 「正宗さん…、正宗さん…」 「そういう所も真面目だよな。 適当に正宗って呼べば良いんだよ。 考えるな。」 「でも、名前で呼ばれると嬉しいです。 意識して直します。」 へぇ、遥登は名前で呼ばれると嬉しいのか 良い事を聴いた。 緩む口元を隠す事なくカップに口を付け、遥登のとは違い苦いそれを一口含む。 長岡の視線に気付き何か失言でもしたかと頭をフル回転させてるであろう三条からカップを取り上げると、調理スペースに上げた。 「なにっ、どこ触って…っ」 「遥登の可愛い臍。」 「擽ったいです…んン」 少し身長差の埋まった遥登の臍をカリカリと爪先で引っ掻くと可愛い声あげる。 「ん、んンッ」 その口を吸い、舌を突いたり吸ったりと咥内を嬲ると可愛い声は次第に甘さを増してきた。 今日は時間を気にしなくて良い。 このままやらしい事を楽しもうと下半身をまさぐった。

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