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第331話
精液とは違う体液を噴き出した。
腰を送り入れられる度にぴゅっぴゅっと腹を汚す。
遥登はあまりの恥ずかしさに顔を覆った。
その手を掴まれシーツに縫い付けられると、サディスティックな笑みを湛えた長岡と視線が絡む。
はしたない姿も隠微な音もすべて晒している。
すべて見られている。
自分を支配している。
「目ぇ、逸らすなよ。
可愛い顔、見せろって。」
「あぐっ…ア……あ゙…ぁ゙」
次から次へと溢れ出る体液が顔にまで飛んできた。
思わず顔を背けると、逸らせた罰とばかりに乳首に歯をたてられる。
三条は痛い筈の刺激も快感に変換し背中を撓らせ、白い喉を晒した。
まるで噛んでくれと言わんばかりに。
「い゙ッ…ぐ…ぅ」
乳首から鎖骨、肩と歯をたてられ噛まれた場所がじんじんと熱をもつ。
熱い
痛い
気持ちいい
「いっ…ぅ、ぅ…、」
「噛まれたくて目逸らしてんのかよ。
ド淫乱。」
「ぃ、たい…の、すき…まさ、さ、すき…ッ」
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