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第493話

どれ位の間そうしていたか乳首は駄目だと理解したのか顔を上げた。 可愛い遥登に弄られ赤く勃った乳首だが、三条はあまりお気に召していないようだ。 腹筋にもキスを落としながら、少しずつだけど確実に下に降りていく三条に期待が沸く。 「そこもしてくれんの?」 「だって、きもちい、から…」 「そうか。 じゃあ、頼むな。」 ウエストのゴムを下げ下着の上からやわらかく擦る手はあつくて自分の触り方とも違う。 やわやわと優しく包み込む手の平の感触を楽しみながらその様子を眺めていると、下着の上からはむっと口をつけた。 「すげぇサービス。」 ごくっと喉が鳴る。  まさかこんな三条が見れると思ってもいなかった。 何時も美味そうにものを食う口ではむはむと陰茎を刺激されているのは視覚的にもクるものがある。 紺色の下着に三条の唾液で濃紺のシミが拡がる。 「脱がせても、良いですか…?」 「良いよ。 遥登の好きにしな。」 腰を浮かせて下着をずらすのに協力すると現れた緩く頭を擡げた自身に三条は熱い吐息を吐いた。

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