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第492話
一通り舐めたのかアツい舌が離れていった。
「あの、シャツ…」
「ん?
捲っても脱がしても良いぞ。
脱ぐか?」
ふるふると首否すると裾からゆっくりと手を侵入させてきた。
もどかしい動きに三条の髪を梳きながら腹に触れる手のあたたかさを楽しむ。
「細いです。」
「遥登が言うか。」
腹筋に指を這わし服を捲し上げると露になった乳首に吸い付く三条。
ちゅーちゅーと吸い甘く噛んできた。
長岡が何時もしている愛撫を再現するかの様なそれに三条の学習能力の高さが解る。
「あれ…、きもちく、ないですか…?」
「んー、どっちかって言うと擽ったい。」
なんでと顔が問いている。
まさか、自分が感じるから俺も感じると思ったのか
やべぇ
可愛すぎだろ
長岡はにやけそうになる口元を手で隠した。
「もっかいです」
再度ちゅっと吸い付き舐め上げる。
反対側は指先でくりくりと弄りはじめた。
三条には悪いが可愛い恋人にされ気持ちは良いが、三条が何時も感じる快感はない。
三条の様に開発していないし自慰の時も乳首は触らないから致し方ないが、自分を攻めようと必死になる三条も可愛くて口には出さない。
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