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第1081話
「ハァ…ぁ…ぁ、ハァ、んん…、」
「気持ち良さそうな顔しちゃって。
ココ、だろ。」
「あッ、ぁ…ん、そこ……すき…」
素直な三条に愛撫する手が止まらない。
三条の隣に転がるローションボトルがよりいやらしさを演出している。
前立腺ばかり弄っていては括約筋を解す事は出来ないが、三条が気持ち良さそうだからそれはそれで良いか。
恋人にめっぽう甘い長岡はただ奉仕している。
実際、気持ち良さそうに乱れる姿だけでも下半身は反応していた。
「知ってる。
ココいじめると遥登嬉しそうだし。」
「ぁ、…ぁ…んぅ…」
悶えながらも三条は長岡を求める。
なんとか首に抱き着くと吐息の多い声で言葉を紡いだ。
「まさむねさんは…?
おればっかり、はだめ…」
「やらしい誘い方だな。」
「やらしいのは、まさむねさん」
すり、と頬に頬をくっ付け強請りはじめた三条は理性をギリギリ飛ばす手前にいる。
甘い呂律も、汗の混じった三条の清潔なにおいも、どれ1つとってもいやらしい。
長岡も理性をぐら付かせる。
「やらし…すごいやらし、です」
「もう欲しい?」
「くれますか…?」
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