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第1080話

天辺を撫でていた指でキツく乳首を摘まみ上げると三条は背中を反らせ胸を突き出した。 それが痛みからなのは理解出来ているが、もっとと強請っている様にも見える。 ギリギリと指を擦り合わせる様に詰まんでも健気に耐えるその姿。 「ぃ"っ…、きもち…」 「こんなんじゃまだ足んねぇだろ。」 「ぃ…ぁ…っつ…っ」 詰まんで赤くなったそれをガリッと噛む。 痛いのに。 痛い筈なのに。 声も顔も甘美だ。 優等生は身体も優秀だ。 そんな子が自分の手に堕ちた喜びは今もあの日と変わることない。 自分のモノだ。 俺の遥登だ。 そんな気持ちを隠す様に、ぼこぼこと浮いた肋や薄い腹にマーキングを施していく。 無毛の丘に唇を寄せようとして、ソコが膨らんでいる事に気が付いた。 優しく擦ると三条は腕で顔を被ってしまう。 「若ぇな。」 「ご、ごめんな、さい…」 「なにが? 興奮してくれてんだろ。 すげぇ嬉しいし、すげぇえろい。」 ゆっくりと、優しくカタチをなぞる。 カリ裏や裏筋は特にゆっくりもどかしく刺激を与えていく。 陰茎まで成長したのか少しサイズが大きくなっている気がする。 顔に視線を移すともどかしそうに息を吐いた。 「ケツも気持ち良くなろうな。」 「……お、おねがい、します」 「ははっ、お願いされました。」

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