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第1079話

口を合わせたまま押し倒すと、三条は恥ずかしそう目を伏せた。 スタンドライトの灯りのみのせいか睫毛の影がよくわかる。 ぐんと色気の増したその姿に下腹部が痛みはじめた。 「ははっ、腹脹れてんな。 腹いっぱい食ったしな。」 「…腹筋付けます…」 「この腹でも勃つって。」 この腹、と腹に手を這わせる。 そのままセーターを脱がすと乳首が勃っていた。 そっと触れると手首を捕まれる。 「嫌か?」 「んー、ん…。 正宗さんがきもちくないです、」 「んなの、遥登が気持ち良さそうにしてりゃ勃つから気にすんなよ。 それより、可愛い声聴かせてくれ。」 乳首に吸い付くと、あ…と小さな声が聞こえてきた。 反対は天辺を擦るだけの緩い刺激しか与えない。 大分乳首も開発されてきた三条は、その細い脚で身体を挟んでくる。 が、だからといって欲しい快感をすぐには与えない。 もっととろとろにしたい。 「正宗さん、なんで…」 「んー? なにが?」 舐めながら見上げた三条の顔といったら、ゾクッとする色気を振り撒き自分を見詰めていた。 何時の間にこんな顔をする様になったのか、成長期とは恐ろしい。 「もっと…、あの、痛くしてください」 「痛く? 優しくじゃねぇのかよ。」 右口角を上げた長岡に三条はアツい息を吐いた。 甘える様な男を誘う目に長岡も下着の中のモノがアツくなる。

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