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第1143話

顔にかかる髪の隙間から此方を見ている目と目が合ってしまった。 あの目の奥に、ぞくりとするサディスティックな色が見える。 それと同時に三条の腰がとまった。 「………お、はよう、ございます…」 「ん、はよう。」 気まずい… 恥ずべき自慰、それも恋人の身体を勝手に使っての行為を見られた三条は長岡の顔が見れない。 「もう、おしまい?」 「え…」 「整理現象なんだし恥ずかしがんなよ。 俺だってまだ朝勃ちすんぞ。」 ぐっと腰を引き寄せられ、不意にソレが擦り上げられた。 思わず太股を挟む両足に力がはいる。 きゅっと締めれば筋肉質な太股の刺激に腰が更に疼く。 まして、2週間ぶりの刺激だ。 「最高の目覚めだったな。 な、溜まってんならヌいてやろうか。」 「あの…」 「それとも、しゃぶってやろうか?」 腰に触れる手がいやらしさを増した。 まるで発情させる様にいやらしくゆっくりと臀部から腰を撫で、擦る。 恋しかった恋人からの刺激に三条は思惑通りに発情していった。

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