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第1144話

「ん…ぁ…っ」 恥ずかしくてたまらないのにすごく興奮する。 ベルトとボタン、チャックを下ろし、下着をずらされると三条の若いソレが顔を出した。 冷たくて大きな手に扱かれ、また腰が揺れる。 「目はとろんてしてんのに、こっちはガチガチ。 気持ち良さそうな顔して、かわい。」 2週間ぶりの恋人に頭がとける。 正宗さんの、手、きもちい… あ、あ、と殺し切れない声を漏らす三条は気持ち良さそうに顔をとろけさせ、長岡のワイシャツにしがみ付く。 恋人のにおいがするのに、姿は担任でどっちの姿にも溺れる三条。 にちゃっと粘着質の音が耳に届いても、更に興奮するだけ。 長岡は三条を抱き締める様に腕を伸ばし、サイドチェストを漁る。 真っ白なワイシャツで視界がいっぱいだ。 長岡の手にしたボトルはぼんやりする頭でも解る。 「待ってください…今日、何もしてな……掃除、まっ、だ」 にゅーっと侵入してきた指に三条は慌てて胸を押した。 今日は腹の掃除も何もしてない。 「俺の指汚すのか? いいねぇ、興奮する。」 「抜いてください…っ、指、動かさないっ」 汚したらどうしようと怯える三条に構わず長岡は指を動かす。 度重なるセックスで後孔の刺激が気持ち良いと覚えた身体は素直な反応をするが、まだ理性を飛ばすには早い。 そんな三条に、長岡は噛み付く様なキスをし頬から鎖骨へと手を滑らせた。 「風呂で腹の掃除しながらヤるか。 腹膨らましたまま俺の注いで、限界まで我慢したら排泄させてやるよ。 想像してみ、遥登ドマゾだからたまんねぇだろ。」 提案の様で絶対の響きを含む声。 ブルッと背筋をナニかが走った。

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