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第17話

「っつ」 膝から崩れたせいで膝頭がジンジンと痛む。 するとその音に反応したかの様に扉が開いた。 …っ!! そうだ先生に無理矢理…っ 「三条、おはよう」 にっこり微笑む長岡と目が合う。 嫌になる程綺麗に口角が上がっている。 まるで蛇に睨まれた蛙の如く身体が動かない。 ガタガタと震えだす身体を隠す様にシーツを引っ張り隠れようとするが手さえも震え言う事をきいてくれない。 そんな三条をよそ目に長岡は近付いてくると目の前にしゃがみスマホを突き付けた。 「これ、なーんだ」 さも楽しそうに言い放つ長岡の手の中を見ると目を疑った。 机の上ではしたなく脚を拡げ白濁を垂らす排泄器も、濡れた局部も丸写しの写真。 スライドさせられれば、繋がったままの秘部に腹を汚す白濁、局部だけのアップや顔がはっきり見えるもの等目を逸らしたくなる様なものばかりが写っていた。 「消し、て、ください…」 震える声で小さく呟くと頬を撫でられた。 また、あの目だ。 笑っているが目はあの目をしている。 雄の目。 「消すはずねぇだろ。 今日から三条は俺の玩具なんだよ。 なぁ、奴隷にでもなるか?」

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