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エントリーNo.17 意外なプレゼント
子供の頃は楽しみだった聖夜も、サンタの魔法が解ければただの騒々しい夜だ。
結局今年も一人きり。戯れに穴の空いた靴下を枕元に置いて眠りにつく。
「お、おはようございます…プレゼント持ってきました…あの、たすけて…」
翌朝目にしたのは、窓にすっぽりハマったドジなマッチョサンタだった。
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<作家名>
風祭おまる
<主な作品名>
「煙草一本とプロポーズ」
「堕ちた英雄」
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