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エントリーNo.19 深夜と聖夜
玄関開けたらミニスカサンタ。
「鍵忘れた」
「いや、何それ」
細い首が傾ぐ。ヘッドホンの重みに負けたみたいだ。
「ミニスカ?」
「それはわかる」
「夜勤恒例?」
スニーカを脱いだサンタが床にどっかと座った。裾から腿と尻が見えた。
「ねぇ」
下から見上げる声が、興奮に熟れていた。
「チンコ起ってるよ」
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<作家名>
奏陽
<主な作品名>
「好きも過ぎればエロくなる」
「暗渠」
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