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エントリーNo.26 虚しい空にまた
喧騒の街を寂しさの中彷徨う。彼の人の好きな賛美歌の鳴り渡る聖夜であった。
サンタクロースが世界中の人にプレゼントを配っていても、俺が貰えるものはきっと虚無しかない。
いつかの朝がまたやって来るだろうか、陽は昇り影も消えては生まれるのだろう。
想い出はいつまでも己の内に残響となった。
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<作家名>
御堂下ヨシヲ
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