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エントリーNo.25 聖夜
女の人が長い髪をほどくみたいに、後ろ結びにしたマフラーをきみがゆっくりとほどいてゆく。その手、その指の動きひとつひとつに高鳴っている僕の心臓の音がきみに聞こえてしまいそう。聖なる夜を過ごしたクリスマスの朝、枕もとじゃなく同じベッドにきみが眠っていてくれることが最高の贈り物だよ。
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<作家名>
boly
<主な作品>
「まるで僕らは、」(エブリスタ)
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