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はじめての。2
焔緋 side
「可愛い…」
お尻に突っ込んだ指を動かすたびに震える長い脚に、怜央の蕩けたエロい顔。
「ほ、焔緋…」
「ん?」
自分の右手の人差し指を咥えてもぐもぐやってる怜央の顔を覗く。口から涎を垂らして、恍惚としちゃって。怜央の口から右手を離してオレの口に入れてもぐもぐすると、人差し指がピクピクと動いた。
「あたま、変になる…」
「いいよ、なって。なっちゃいなよ」
「ぇ…っ」
頭変になっちゃうのオレの方だからね!もうぶっちゃけ怜央のイキ顔で息子がお祭り騒ぎだよ!
「ねぇ、怜央」
「ぅ…?」
「オレとセックスしよ?」
「え…」
微かに驚いた目を向ける怜央の唇に噛み付く。
「やだ?」
「いや…」
じっと目を見つめると、怜央が照れたように顔を背けて言った。
「ありがと、怜央。ちゃんと気持ちよくしてあげるからね」
息子を取り出して、怜央のぐちゃぐちゃになったお尻に宛てがう。
「挿れるよ…ん…」
「あっあっ、んんっ!」
怜央の背中が大きく仰け反って痙攣する。逃げをうつ腰を押さえつけて、オレの方に引きつけた。
「ああっ!おっきぃ…っ」
「ふふ、そりゃよかった」
馴染むようにゆっくりストロークする。抜ける寸前と最奥がいいらしい。めっちゃ締まる…
「大丈夫?痛くない?」
顔を隠している腕を解かせて顔を見る。泣きながら顔を真っ赤にしている怜央に、どくん、と胸が鳴った。
「ぁ、はっ…だ、いじょうぶ、っ」
「そっか、馴染むまでちょっとこのままね」
本当はオレが持たないからだけど!
安心したように頷く怜央。キレイな人はこんなことしてもキレイなんだな〜…
たまにゆるゆると腰を動かすと、「ん、んっ」と声を漏らすのか可愛くて可愛くて…
「怜央、動いてもいい?」
「うん、、っ」
顔を真っ赤にさせてオレを見つめてくる、ピンクがかったグレーの瞳が潤んで溢れた。
「ありがと、ふっ、、」
パチュ、プチュッ、と打つと、気持ちがいいのか抱きしめてくる。オレも力いっぱいに抱き締める。
薄いピンクの乳首を舐めると、「ひゃぁっ!ダメッ!」てイヤイヤしてるけど、ここ感じるの…?女だけじゃないの…?(もちろんオレは女嫌いなので童貞だったからね??)怜央、ホントは女の子だったの??いや、怜央が相手ならジェンダーはクソどうでもいいんだけどね??
「ここ、気持ちいんだ?」
「だめ、舐めないでっ!!」
「わかったわかった、」
くに、と柔く噛むと、ビクビクって背中が反れる。
「ちょ、締めないでよ、、っ!」
「ひ、いっ、!わかんな、ぁっい!ぁっ!!イくっ!!イくっイッちゃ、ぅぅっ!んんっ!、、」
ガクガクと長い脚を痙攣させて絶頂を迎えた怜央は、そのまま脱力した。
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