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はじめての。3

怜央 side  「ぁはっ、、はぁ、は…」  い、イッてしまった…  まだピッ、ピッ、と小刻みに出す自身が目に入り、一層恥ずかしくなる。優しく微笑む焔緋のモノはまだ硬いまま。  「ふふ、イッちゃったの?」  「ばか…ぁ!」  「も〜、お口悪いよっ、!罰としてもうちょっとオレに付き合ってね、怜央っ」  またピストンが始められる。擦られ続けた僕のそこは、もう気持ちいいことだと覚えてしまったようで…  「ぁっ!さ、いしょから、んっ!そのつもり、だったくせ、に、あぁっ!!」  焔緋はバレた、とにっこり笑って顔を近づけてくる。射貫くような眼光に見据えられたまま。これ、は、キス、…か…  そう思って目を閉じる。    「…ぷ」  …ん?  すぐ目の前で笑う声がする。も…もしかして、…  恐る恐る目を開ける。  そこにはくつくつと笑いをこらえる焔緋がいた。  「お!!まえ!!」  「まっちょ、ごめん!ごめん!w」  とたんにはずかしくなって枕で頭をふっ飛ばす。それでも笑っている焔緋のほっぺたをつねった。  「ふふふ、ほんと可愛い」  「…」  「ごめんって。睨まないでよ。。俺ホントに怜央が好きなの…だから俺にキスねだってくれたのすごいキた」  また深い瞳に見つめられて息を呑む。つねっていた手を緩めて、焔緋の頬を撫でた。  「…ごめん、動く」  「えっ、あっ!?」  忘れてましたまだ僕の中に焔緋が入ってました!!    「はっ、はぁ、ぁっあぅっ、あっあっ」    バチュバチュと下品な音を出しながら抜き挿しされて、また快感は僕に襲いかかる。    「ひっ、ま、た、ぁっ!」  「オレも、イく、中に出してい?」  「や、だめっ!だめぇっ!ぁんっ!!」  イヤイヤして焔緋を見つめる。中はダメ!理由はわからないけどだめ!  「ふっ、そんな目で見られても、出してって言ってるようにしか、んっ、見えないから、」    「や、やっゃだっ!!だめ、ぇぅっっんっ」  次第に腰付きが激しくなってまたイヤイヤすると、口が塞がれる。舌で上顎をなぞられるとゾワッときて焔緋の唇を噛んだ。  「んむ、んっ!んんんんっ_______っっっ!!」  「ふ、ぅっ、ぷは、怜央…」  どくどくとナカに焔緋の精液が出されるのを感じてまたイッた。  「ひっ、、ぁーーー…、ぁ」  「ふー、、気持ちかったね、」  「・・・」  「、、、怜央?」  「・・・」  「怜央ちゃん!?」    ご察しの通り、僕は気絶しました。

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