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第1話! 俺がケモミミ男子に?
当たり前に自然に過ごして平穏に過ごして恋して、そんな日常が過ぎていくのかと思っていたのに。
どうして耳が生えているんだ。しかも目の前には知らない男の人がいた。
試しに自分の耳触ってみよう。
ふぁっ。あっ。以外と気持ちいいもんだ。
耳だけでもこんなに感じられるなんて。
「おーい。お楽しみのところ悪いんだが、お前が今日からエリアスランドに来る奴か?」
「すいません。ちょっと触って見たくて。エリアスランドってどこですか?もしかして遊園地ですか?」
「バーカ。遊園地な訳あるか。異世界だよ。」
確かに異世界物のラノベとか、アニメは好きだけど、こんな平凡で何の取り柄もない僕がなんておかしいだろ?いくらなんでも。
「どうして俺なんですか?」
「知らねぇよ。俺は、頼まれただけだから。いわゆる異世界とこっちを結ぶ案内人だ。」
「こっちでの生活はどうなるんですか?」
「それは、心配ない。エリアスランドで過ごした日々はこっちに戻れば消えてしまう。だから大丈夫だ。興味あるんだろ?」
「あります。連れてってくれませんか?」
「いいぜ。って言ってもこの魔法でできる。マジカルシャワーいでよエリアスへの扉。」
「マジカルシャワーって魔法少女みたいですね。」
「しょうがねぇだろ。決まってるんだから。行くぞ。」
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