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第3話! お前が気になって仕方がない。

本当に初めて会ったとは思えないくらいこいつが可愛くて仕方がない。何故か振り回されるのが嫌なのに嬉しく思ってしまう。 好きになってしまってんのかもな。 なぁ、吸血鬼とオオカミ男なんて凄い組み合わせだよな。後耳が弱いところにも惚れた。 俺は、翔が、オオカミ男になってくれて良かったと思ってる。元々、案内人なんかしてなければ一生出会わなかったから運命は巡り会うんだなって。反応がいちいち可愛いからイタズラしたくなる。不思議とあいつには惹かれる要素があるんだって思う。 そう、好きになるのに性別は関係ない。 「ほらっ。起きろ。」 可愛い寝ている翔は可愛い寝顔で撫で回したいくらいの天使のようで、キスをしたくなってしまう。チュッ。 「ちょっと…寝てたのに起こさないでくださいよ。」 「お前には拒否権はない。」 翔の頭を撫で回した。 「ちょっ。くすぐったいです。キスとか、頭撫で回したりして恥ずかしいんですけど。」 「つい、可愛くて。」 「可愛いっていうのも照れくさいんです。」 「案外純情なんだな

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