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第1話

僕には秘密がある。 僕は、ゲイだ。 自覚したのはかなり早く、幼少期の恋の相手は保育士の男性だった。 そして僕は『先生』と呼ばれる職業の人に弱いらしい。次に好きになったのは小学校の音楽教師。中学では数学教師。近所の病院の先生、塾の先生。もちろん皆男だった。 副産物的に『先生』という職業に恋をするお陰なのか、僕は常に成績優秀な子だった。 そして高校生になり当然のように男子校へ進学し、今は担任教諭に恋をしてる。成績優秀で通しているのも褒められたいが為。生活面でも抜かりはない。面倒な学級委員も率先して立候補した。 そして、もう一つの秘密。 僕は妄想をしながらの変態行為を密かに楽しんでいる。そう、僕は変態だ。自分で変態と言うのはなかなか認めたくなかったが、冷静に自分の行動を分析した結果、そういう答えが導き出された。一旦認めてしまうとタガが外れ、僕は仕事でほとんど家にいない両親達をこれ幸いと思って夜な夜な一人、変態行為を楽しんでいる。 両親からの小遣いでアダルトグッズをネットで買いまくっているという、なかなかの背徳感がまた快楽を増大させるのだ。 ま、それはさておき…実は今、放課後の学校で僕は追試を受けている。何故かというと簡単な話で学期末試験中にインフルエンザで寝込むという失態を犯したからだ。でも勉強は日々していたので余裕ではある。時間も余ってしまって二度見直しをした。普通なら退屈に時間を遊ばせてしまうかもしれないが、追試に付き合う事になった教師が、僕のオカズ…じゃなくて、恋の相手だから追試も悪くない。 優等生の僕が悪さをする訳がないという油断からか先生は先程から窓際に椅子を置いて、本を読んでいる。右肘を窓枠に頬づえをついて足を組んでいるその姿に、僕は妄想を広げてしまう。 あの長い足で…僕の股間を制服の上からサディスティックに踏み、それだけで達してしまった僕を見下すように笑いながら 「せっかちだね、君は」 と。 そして、そんな躾のなっていない僕を先生はさらに追い詰める。この教室で、僕に制服を脱ぐように命ずるのだ。恥ずかしいが僕は先生の支配的な瞳に逆らえずゆっくりと制服を脱ぎ始める。そして、全てを脱ぎ捨て一糸纏わぬ姿の僕に先生は言う。 「調教開始だ」 その支配的で絶対的な先生の声色を想像するだけで、僕の背中をゾクゾクとした感覚が走り抜けた。さすがにこれ以上は教室で妄想するのは危険かと思う。思うが…学校という公共の場所で卑猥な妄想をする自分にまた興奮してしまうのも、僕が変態だと認める部分なのだ。なので、僕の妄想は先へと進んでいく。 妄想の先生は先程のサディスティックな笑顔で、僕に後ろを向くように指示を出す。当然、僕は素直に後ろを向…あ、いや、ココは少し抵抗して見せるのも良いだろう。先生は抵抗する僕の両手をいくとも簡単に纏め上げ、後ろへ回すとそのまま黒革の丈夫な手錠で拘束する。僕はこれから何をされてしまうのかという…期待でゾクゾクとし震える。 「なんで乳首が立ってるんだ? ん? 前も勃ち始めて…この淫乱」 「あっ」 先生は触られてもいないのに、僕のいやらしくぷっくりと立ってしまった乳首を捻った。痛みと、電気が走るようにビリビリとした快感が僕の体を突き抜けた。 「痛いのがイイのか? 本当に淫乱だね、君は。ココは教室だよ? なんだね、その淫らな姿は」 そう言いながらも先生は手を止めずに僕の左乳首を右手で弄ぶ。 「せ、先生…痛い…です…」 「痛い? それだけじゃないだろ…っと!」 「ああんっ」 先生は先程から僕を立たせて向かい合わせの態勢で、さらに両方の乳首を(つね)った。先ほどよりも強く抓られ、僕の両乳首は赤く腫れてしまうが、それがまたイヤラしく淫らにうつった。乳首を痛いぐらいに引っ張られたり、抓られたりして僕はもう快感で耐えられず、崩れ落ちそうになる。だが、先生はそれを許してはくれず、僕は態勢を後ろ向きにされ机の上に突っ伏し、尻が先生に突き出されるような格好にされた。机の冷たさが先生に嬲られ熱を持った乳首に伝わり、僕はそれすらも快感に感じて身震いをした。だが、その瞬間。 「ああ!」 尻に鋭い痛みと同時にバチンという音が響いた。だがその衝撃と共に、僕はまた射精してしまう。 「君は優秀な生徒だと思っていたのに、かなりの淫乱なんだね。尻をぶたれてイってしまうなんて…はしたない」 「ああ…! せん…せいっ、ゆ、許してくだ…ああ!」 先生は言葉でも僕をいたぶりながら、その声色は楽しんでいるように、僕の尻を何度も打ち続けた。僕の尻は熱を持ちビリビリとしている。きっと赤く腫れてしまっているだろう。いや、腫れている。 「尻を叩かれてまた勃起してるじゃないか。どこまで淫乱なんだよ、君は。こんな姿を皆が見たらきっと幻滅するだろうね? それとも…皆で君を犯すかな? こんな淫らでいやらしい姿を見たら、我慢できないかもね」 「せ、先生…やめてください…」 「よく言うよ。今、クラスの奴らに犯される想像をしただろう? 先走りで床が濡れてるじゃないか、このド淫乱め!」 「あっ! ああ~っ」 先生は僕を罵り、また尻を叩いた。先程よりもさらに強く。僕はもう堪らなくなって口がだらしなく開きっぱなしで涎を垂らしている事だろう。痛みと快楽で涙と鼻水でこの顔を汚らしく汚しているんだろう。 「いつも澄ましてる顔が汚く汚れて…こんな淫乱な顔ならきっとクラスの男子共は遠慮なく君を犯すだろうね。滅茶苦茶にされて…この孔もユルユルになるんじゃないか?」 「せ、先生っ! い、痛い…!」 先生は遠慮なく僕の尻の穴に指をいきなり二本も突っ込む。…妄想だし僕は普段の自慰で開発済みだ。だが、多少切れてしまうのも、きっと良いだろう…。 「簡単に入るな。 自分で開発してるのか? いやらしい変態め」 「あっ、あああ、あん!」 先生は遠慮なく僕の孔をグチュグチュと弄ぶ。僕はまた射精感を感じて達しようとしたが、先生はきっと許してくれないだろう… 「勝手にイクんじゃない。全く…」 そういうと先生は僕の孔から指を抜いて、何かを取り出す。取り出した物を僕のだらしなく勃ち上がったモノに装着した。それはリング状の射精を制限するグッズだった。当然僕は非難する。

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