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4日目・3

「くくっ失禁する程かよ…気持ちよかったなぁ?」 優しく柔らかく、ざらついた声音が耳元に流し込まれ、首を絞めていた手が頭を労るように撫でる。 「気持ちいいなぁ…?おそ松」 (気持ち…いい?) 達したばかりで敏感なナカを軽く揺すられた。 違和感と痛みしかなかったソコは、いつの間にか快楽だけを感じていた。 首を絞められるのも苦しかったが、過ぎれば深い絶頂感に脳味噌がふわふわしている。 (そうか…『コレ』は、気持ちいいんだ) 「…けほ…、うん、気持ち…いい…」 ぼんやりとした瞳を宙に揺らしながら、掠れた声でおそ松は答えた。 その瞬間、男の口がニィッと左右に広がった。 「お前はいい子だなぁ、おそ松」 男の声を聞きながら、おそ松の意識はゆっくりと暗闇に飲み込まれていった。

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