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4日目・2
男の手はそのまま腹を辿り、その下のおそ松自身を睾丸ごと握った。
「ッ、ア!」
「…こっちも反応してんな?」
軽く勃起し始めたぺニスをゆるゆるとしごかれる。
「あっ、んんんぅっ…っんぅ」
「どうだ?おそ松。気持ちいいか?」
「んぅっ、あっン、ちいい…っきもち、い…っひぁ」
ガリッと先端を親指の爪で引っ掛かれ、痛みと快感にビクンッと体が反った。
本当は、男の一物を受け入れた穴は痛いし、異物感に吐き気がする。
それでも、僅かながら腰を震わせる快感と男に逆らえない気持ちが、思考を鈍らせ、声を上げさせられる。
「ヒヒ、素直な奴は好きだぜ…いい子だなぁ?おそ松。…いい子だ」
「ヒぃッあぁあっっ!」
今まで聞いたことのない柔らかな声音で褒められたかと思うと、グラインドをつけてバチュンッと派手な水音と共に腰が打ち付けられた。男の切っ先が前立腺を押し潰し、そのまま奥まで抉られたかと思うと男の左手がおそ松の首をググッと絞める。
「あっ!?ぐ、ぅっが…っっ」
男の右手は、勃起したおそ松を激しくしごいた。
「っっ、ふっ…ぐ」
絞められ、行き場を失った血液はおそ松の顔を真っ赤にさせ、取り込めない酸素を入れようと涎だらけの口はパクパク動く。
その間も男の腰はゆるゆるとナカをかき混ぜていた。
酸素の取り入れられない脳は、真っ白に染められていきながら、快楽だけはやけにはっきりと体中を駆け巡った。
「っっーーー!!」
ガクガクとおそ松は全身を痙攣させて、ビュクッと勢いよく射精した。
「く、っ」
ぎゅうっときつくナカを蹂躙する男を締め付けると、無遠慮に白濁が流し込まれ、男の左手が首から離れる。
ヒュッと音を立てて息を大きく吸い込んで、激しくおそ松は咳き込んだ。そして、ようやく弛緩した体は水音を立てて畳を黄色い液体で濡らした。
「ゲホォッゲホ、っ」
ーー怒られる。
咳き込んで涙を流しながらも、男の次の行動を思い、おそ松は体を硬直させた。
だが、男は怒らなかった。
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