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第5話
Cに貸したAVを早く返せと急かすBにCは
渋い顔をした
「あ~あれ、何処やったっけ?」
「はぁ?お前ふざけんなよ!?」
「いや、大丈夫、ちゃんとあそこに直しとったはず!!うん、ちゃんとある………はず」
曖昧なCの発言にBは胸ぐらを掴み前後に揺すり絶対返せと念を押す
「分かっとぅって、ちゃんと返すけん
だけんさ、お前の兄ちゃんにゲイビとか
聞いとってくれん?
あの人そう言ういかがわしいもん詳しいやん?」
「いや、まぁ、確かにそう言うの兄貴好きやけども………
まぁいいわ、聞いとっちゃぁけん
お前もさっさと返せよ?」
「OK」
なんだかいつの間にか完全に蚊帳の外になってしまったAは
大きなため息をついて細々と食事を続ける
それにしてもこのままでは自分は掘られてしまいそうだ
そうなればもう一生童貞卒業はできなくなってしまう気がした
もうこの二人の家に遊びに行くのはやめよう
そう思ったのだがなんとなく二人はAの思ってることを察し
Bがその阻止にかかる
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