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②−1 (社会人×美形高校生)
※少し長い話になります
「ねえねえ、キミ一緒にお茶でもしない?」
現在、夜10時頃。会社から仕事を終えて徒歩で家まで帰っているのだが・・・やけに男性に声をかけられる。
「すまない。急いでいるので・・・」
「え〜残念。お兄さんカッコイイからまた声かけるね!」
私は30代だから、断じてお兄さんではないと思うのだが・・・
「またね〜!」
ふぅ、早く帰らないと寝るのが遅くなってしまう。
『やめてくださっ、はなしてっ!』
ん?争っているのか?
いや、制服着てるし、高校生だな。嫌がっているし、助けたほうがいいか。
「おい、おまえら。なにやってんだ!」
「ひぃ!」
「高校生相手に何やってんだ!」
「すっ、すみません!」
「にっ、逃げろっ!」
ダッ
「おい、大丈夫か?」
「・・・はい。ありがとうございます」
「怪我とかはないか?」
「はい。本当にありがとうございます。強姦されるところでした」
「それは間に合ってよかった」
「お礼に何かさせてください」
「あ〜そうゆうのは大丈夫だよ。見返りとか求めてないし・・・」
「えっ?そうなんですか?」
「あぁ」
まず、強姦とか犯罪だから普通は助けると思うんだけど、違うのか?
「ついて来てください」
グイッ
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