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レンタル【NTR】
受 秋(とき)
攻 雅哉(まさや)
「マサヤ、やっぱ、や……やめようぜ。こんなの…………ヤダ」
女の子と遊んだのを隠していたのが恋人の雅哉にバレてしまい、許してやるからと連れてこられた貸しスタジオには知らない男が3人待っていた。
部屋の真ん中には、マットレスが置いてあり拘束具などがこれ見よがしに置いてある。
「裏切ったのは秋だろ。だったら、もう裏切らないように女の子を抱けないようにしてもらわないと。秋と別れたいわけじゃないんだ」
俺の腰を抱き寄せながら真剣な顔で告げられるが、内容はいたってえげつない。
元々タチだった俺はネコにされて男の尊厳を失った気がしてついつい魔が差して女の子に手を出してしまったのだ。
「マサヤ、ちょっと……お前のことは1番好きだけど、身体を変えられたくねえ」
「秋、大丈夫だ。怖くないよ、気持ちよくなるだけだから」
他に知らない奴がいるだけでも充分に怖いのだが、逃げようとする俺の体をぐいと掴んで頭を抱き寄せて唇を重ねる。
柔らかい唇がねっとりと俺の唇に重なり舌と一緒にとろりとした液体を注がれる。
溢れそうになる液体を飲み込んでしまい、ヤバいと思った時にはシャツをビリビリと勢いよく引き裂かれる。
「こ、こええよ……マサヤ、ヤダ。ゆる、して」
身体が思うように力が入らずに、マットレスに転がされてズボンを引き抜かれる。
「いい子になったらゆるしてあげるからね」
優しいいつもの手つきで雅哉は俺の頭をなでる。
ネコ側をするのも、雅哉がどうしても譲らないから仕方なくで、他の男とだなんて真っ平である。
力が入らずにもがいていると、いつの間にかに来ていた男たちに拘束具で身体の自由を奪われる。
「や、やだ、まさ、や、……やだ、たすけて」
ローションを垂らされて知らない男の指が無遠慮に入ってくる感覚に身震いをして、近くの椅子に座り観客のように眺める秋に俺は救いを求める。
「こっちでは出さないでイケるか」
知らない男が囁きながら、ちんこの根元にシリコンのリングを巻き付ける。
「っ、やだ、やめ、ろっ」
ぐちゅぐちゅと内部を掻き回す指の動きと、多分流し込まれた薬に身体が自分の意志とは裏腹に下腹部が熱をもってくる。
雅哉に何度も何度も与えられたのと同じ快感が欲しくてしかたなくなり、俺は腰を揺らしてしまう。
誰でもいいわけじゃないのに。
誰でもいいのだろうと、蔑んだ秋の視線に晒されながら俺は知らない男の肉をくわえこみ全身を揺さぶられる。
ただ無表情に他の男のペニスで何度も絶頂する俺を見下ろす雅哉の目に、壊されて捨てられるのだと意識させられる。
ぐちゃ、ぐちゃっ
俺を壊すかのように肉が打ち込まれ、俺は狂ったようにそれが欲しいと泣き叫んだ。
「大丈夫?秋……」
優しい雅哉の顔が近づいてきて、目を見開いたままの俺の顔を覗きこむ。
「流石に二輪挿しされちゃったら、穴開きっぱなしだね……可愛い」
抱きしめながら、他の男のザーメンまみれのアナルを指で辿って雅哉は微笑む。
「あ……あは、ああ……っ、ま、さや」
「ガバガバでもいいよ。これから毎日締まる暇がないくらい沢山これからおちんぽを入れて愛してあげるからね。秋」
狂気に満ちた表情を浮かべて、雅哉は俺の首に手にしていた首輪を嵌めると、身体をゆっくりと抱きあげた。
【完】
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