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第1話 只今もぐもぐタイム中です

なぁ、『異世界に転生』、って本当にあると思うか? え? 俺はどうか、って? 俺は……ある、と思うぜ? ああ、本当さ。 ……何でかと言うと、そんな俺は今はスライムだからだ。 水色のぷにぷにクリアボディさ! 元は人間で、「朝日 晴太郎」という名前だった。 まー……、二十一の時にバイク事故起こして、そのまま……うん、察してくれな? ……ありがとう。 そして今はお食事タイム中なのだ。もぐもぐ。 今回の食事……もとい、相手は男の剣士だ。 こんな洞窟に来たって事は、冒険者なんだろうな。 一人で来るなんて、なかなか自分の腕に自信があるのかもしれない……。 まぁ、俺は寝ているところを奇襲したんだがなー! わはは! すまん! ああ、早くごはん……"精"を出してくんないかなー。 そろそろ俺特性のスライム媚薬が効き始めると思うんだけど……。 そこで俺は男のアナルに入れた自身を動かし、前立腺を刺激してやった。うりゃぁ! 「ぅあ! あ! ああ!! そこ……ッ!」 おーおー良い感じに善がってくれたじゃん? おにーさん、サービスしとくぜー? そこで俺はアナルを攻めながら、ペニスの全体を素早い動きで扱いた。 ペニスを扱きながら、男の声が良い感じに変化する角度と方向を探る。 「ふ! う! ううぅあ……きもち……イイッ! そ、こ、そこ……そこを……もっと……!!」 自己申告ありがとなー。それでは……。 俺は定めると、男のペニスのカリに纏わりつき、さらに扱いた。 ヌチヌチとした液体が溢れ出す。 それを俺は潤滑液として使い、さらにアナルに挿入を繰り返し、男の体内に再び媚薬を注入する。 うんうん、媚薬効果が出てきてるね。 「ああああああぁあぁぁぁッ!!?」 男はビクビクと上半身を仰け反らせ、アナルに挿入される俺の触手に合わせていつの間にか腰を振っている。 アナルでこんなに善がってくれるなんて、この人才能あるんじゃないかなぁ? ……なんてね! 実はスライム特性の媚薬を大量注入してるせいだと思うけどね! んじゃぁ、さらに俺で満たしてやろうかな……。ふふ……。 「!!! ……ぅあ……太くなって……くる……!? なんでぇ……むりぃ……!!」 俺はアナルに挿入を繰り返しながら、触手の質量を上げる。 言っただろ、サービスするってさ! 「も、で、出るッ……!!!」 目尻に涙を浮かべながら呻く様に男が叫び、俺のスライムの身体に爪を立てる。 グプリ、というえぐられる感覚が俺はあまり好きじゃないが、良いぜ……許す。 ……だからいっぱい出してくれよな! 「う……ぁ……は、あ、あああぁ~~~……!!!!」 男は嬌声と共に、俺の中にゴボゴボと白濁した精を勢い良く吐き出していく。 おーおー、いいね! なかなか美味い味だな、こいつのは……! 男はヒクヒクと仰け反り、焦点が定まらない瞳を天に向け、恍惚とした表情のまま意識を失ったみたいだ。 そして俺はチュウチュウと男のペニスから残滓を吸い取る。掃除は大事だからなー。 やがてその行為が終わり、俺は男から離れた。ごちそうさま。 その時である。 ポ―――――――ン!!!! 俺の頭上で甲高い音が突然鳴った。 俺の頭上で甲高い音が突然鳴った。

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