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閉店間際に滑り込んだって、嫌な顔ひとつせずにラフロイグのロックをスッと出しやがる。だが、俺はもう、単なる常連客扱いはうんざりなんだ。今日こそは。 「なあ、ビリヤードの相手してくれよ。賭けるものは……」 「その硬いベッドに、押し倒すほうか押し倒されるほうか、選ぶ権利。」

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