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溺愛症候群

「愛してる。しなやかな美しい手足も、恥じらうように反らされるその瞳も、まるで誘うような鈴の声も···君が一番愛しいよ」 「·········」 「どうしたら君を僕だけのものに出来るんだろうね···」 「···飼えば?」 猫カフェでうっとりと呟くバカ。 少しはその溺愛っぷりを俺に向けてみろってんだ。 この、ド阿呆が!!!

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