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素敵な日に
暖かい。
「光輝さん、無理させてごめん。」
「僕・・・夢じゃない?」
夢を見ているのかと思う位に久智の腕の中は暖かくて心地が良かった。
「光輝さん?」
「あっ、うん。ごめんね久智。なんだか夢を見てるみたいで・・・嬉しい。」
「何?もう可愛いなぁ〜。顔を赤らめながら言われたらヤバイって光輝さん。」
久智はそう言って僕をギュッと抱きしめた。
久智の肩越しに見える窓の外はキラキラと眩しく太陽が輝いている。
僕の人生で今が1番キラキラと太陽の様に輝いていて久智と心が1つになって僕にとって素敵な日になった。
「僕は可愛いと言われる歳でも無いし誰かと付き合うとか無かったから・・・本当に僕でいいの?」
「くすっ、光輝さんがいいです。可愛いですよ。」
ギュッと抱きしめられて耳元で囁かれたらまるで魔法にでもかけられたみたいに僕は蕩けてしまう。
こんな僕を好きになってくれてありがとう久智。
僕達は始まったばかりでお互いを何も知らないでもこれだけは言えるよ。
僕は久智を誰よりも大切なんだ。
好きだよ久智。
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